2017年10月2日月曜日

発電機のタイミング

1ヶ月半ほど前、不調だった発電機を修理に出した話を投稿しました。マニラ首都圏などでは、昔からするとずいぶん停電が減り、電力の安定供給がそこそこ実現してきたようです。地方のネグロス島シライ市でも、家内と一緒になった20年前に比べると、かなりマシに。

特に去年(2016年)辺りから、目に見えて停電頻度が低くなったと思ってたら、今年は、7月頃から、また停電回数が急増。それが理由で、重い腰を上げての発電機修理となったわけです。

我が家の発電機はディーゼルエンジンで、バッテリー搭載型。週に1度は停電がなくても10分ぐらいは動かして、バッテリーが上がってしまわないようにと、修理した店で教えてもらいました。ところが、修理以降、その必要がないほど毎週停電。



台所の裏に設置した発電機

特に、先週の木曜日は、さて夕食の用意を始めようかという午後6時前に電力が止まり、そこから5時間に渡る夜間停電。ちょうど給油直後で、我が家の発電機は順調に稼働し、久しぶりの長時間停電も乗り切りました。しかしいつも困るのが、発電機のスタートとストップのタイミング。


室内の配電盤上にある切り替えスイッチ

これは、自家発電の経験がないと分かりにくい話。事前予告のある計画停電ならばともかく、突発的なブラウンアウト(局所的停電)の場合、10分程度で電気が戻る可能性も高い。この間など、停電してすぐ発電機を動かしたら、ガス欠で動かなくなり、土砂降りの中で給油。やっと再稼働したとたんに、電力復旧。思わず「意地悪!」と叫んでしまいました。

また、発電機を止める場合、夜間ならば自宅前の街灯チェックで、電気が戻ったかどうかは確認できますが、昼間はそれが分からない。仕方がないので、近所にある家内の実家に電話して(停電でも電話は使える)、だいたい在宅している義父に「電気が戻ったら、教えてね」と頼んでいます。ただし、これも義父が忘れてたり、家にいないこともあるので、いつも有効とは限らない。

まぁ、大多数の、発電機など買えない一般家庭からすれば、贅沢な悩み。あんまり大声で不平を鳴らすのも気が引けます。それでも、不便なことは不便。本当は電力供給停止と同時に、自動で発電機がオンになり、復旧でオフというシステムが欲しいけれど、そんなことしたら、相当な手間とお金がかかりそう。我が家に出入りしている、電気屋さんのサルディに頼んで、確認用のパイロットランプでも付けてもらいましょうかね?



常に充電して停電時に点灯する緊急灯
最近はLEDが売れ筋です。



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