10月の後半の今頃というのは、例年、ネグロス島では天候が不安定になる時期。言うまでもなく、その一番の原因は、雨季であることと、それに被さるようにやって来る台風です。今年はいつになく、フィリピンに接近したり上陸する台風が少なく、慢性的な水不足に悩むマニラ首都圏では、まだ半年も先の乾季に向けて心配する声が上がるほど、降るべき時に雨が降らない。
ところが、さすがにいつまでも平穏な日々は続かないようで、ついに昨日(10月19日)の月曜日、未明からの土砂降りで、自宅前の水捌けの悪い道路が、久しぶりの冠水となりました。もう退職して8年目の私も、やっぱり週明けにこの天気だと、少々気分も塞ぎ込むというもの。
フィリピン教育省勤務の家内はというと、この悪天候をものともせず、オフィスの同僚に車で迎えに来てもらい、ちゃ〜んと出勤。「トライシクル(オート輪タク)が拾えないから、今日は休みます。」が、普通に通用してしまうこの国にあっては、なかなか珍しいメンタリティと言えるでしょう。
ちなみに私の日課である、毎朝のサイクリングは中止。そのまま二度寝してしまい、ストレッチと筋トレまでサボってしまいました。さらに我が家のメイド、ライラおばさんも欠勤。実は、先週木曜日のお姉さんの葬式以来、ずっと休んでいます。川沿いの土地が低い場所で暮らしているので、ひょっとして自宅に浸水でもしたのかも。
さて、フェイスブックに表示される「思い出」。過去の同月同日に自分がどんな投稿をしていたかを、ご丁寧に見せてくれます。それによると、ネグロスに移住してからだいたい毎年、この時期には、家族の誰かが体調を崩している。
やっぱり雨が続いて気温が下がり、寝冷えをしてしまうことが多い。そして日本の梅雨と同じく、食当たりのリスクも増すようです。今年は私が、きっちり風邪を引いてしまいました。
コロナ禍の真っ只中なので、発熱とか咳があったらヤバいのですが、そちらは全然何ともなくて、ひたすら鼻水とくしゃみ。花粉症ほどひどくはないけれど、ボイストレーニングや料理の最中だと、鬱陶しいことこの上なし。仕方がないので、日本から持ち込んだ虎の子のコンタック600を2カプセル服用。
そして今日、またもや朝から激しい雨で目が覚めた火曜日。どうやらこれは、フィリピンの東海上から接近中の17号台風、フィリピン名ペピートの影響らしい。進路は北寄りで、ネグロス直撃コースではないものの、明日にはルソン島東岸に上陸する模様。
このブログを書いている、フィリピン時間の夜10時前。ネグロス島から台風が遠ざかりつつあるようで、ようやく雨がやんで、外はカエルの大合唱。コンタックが強烈に効いていて、鼻水も治まった代わりに襲ってくる睡魔。ということで、今日は早めに寝ることにします。
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