2013年12月20日金曜日

二階の鉄筋

なかなか二階の床部分のコンクリート打ちができません。これは今回使う予定の「スチール・デッキ」が届かないからです。スチール・デッキとは、天井に使う、断面を波状に加工した鉄の板で、これを乗せた上から鉄筋を配置してコンクリートを打って、床面を作ります。本来なら必要ないし、鉄骨作りならばともかく、日本では強度が出にくいので、鉄筋コンクリートでは用いない工法だそうです。

しかし、フィリピンではまだ一般的なのと、今回申請用の図面作成を指示した義弟が、このスチール・デッキの業者さんとコネがあるというシガラミで採用しました。かなり早めに発注かけたんですが、案の定、予定の今日にはやっぱり間に合いませんでした。
このネグロス島内ではなく、お隣のセブの工場で作ったものを船便で運ぶとのこと。契約書にも納期は二週間〜三週間と幅を持たせてあったので、多分遅い方になるんでしょうね。ということはクリスマス明けか…。

資材がなくても、大工さんの日当は払わないといけないので、今週は、できる仕事を前倒しでやってもらいました。敷地内の木が思ったより早く成長して、二階の屋根にかかりそうだったので、枝打ち。コンクリート打ちに備えて、前回ガタがきて使えなかったミキサーの固定と修理…等々。


当初の予定では二階の床ができてからのつもりだった、上階の柱の配筋も始めました。これは電気が通ってグラインダーが使えたお陰で、えらく早い。ちょっと段取りが違うとは言え、ついに完成時の高さが見えてきました。


ところで、このスチール・デッキ。二階部分の約九〇平米分で約十万円。父に日本ならどれぐらいするものか、訊いてみたら「そんなもん、バラで買うたことないから分からん」そうです。普通は鉄筋とか鉄骨の料金込みらしい。


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