2013年12月28日土曜日

階級を感じる時

貧富の差の大きさを何かと実感するフィリピン。日本に住んでいると、なかなか理解しにくい、ちょっとしたこと。

例えば、車を買える人とそうでない人の間。当然ながら、車を持ってる人は、自分の家があって、車庫もある。車で自分の家の前まで帰ってきたら、私は車から降りて、自分で車庫の扉を開けますが、こちらの人はまずそれはしない。

早朝であろうが深夜であろうが、使用人が扉を開けるまで、車から出ずにクラクションを鳴らし続けます。筋向かいの家が日に何度もこれをやってくれるので、やかましくて仕方がない。それぐらい自分でしなはれ、と思うんですけど。

それから、テニス。
地元のテニスクラブの人に混ぜてもらって、何度かプレーした時のこと。二面のコートに3〜4人もボール・ボーイが付きました。日本でテニスする時は、テニススクールでも自分たちでボール拾うのが当たり前ですが、こちらではボール・ボーイに拾わせます。

よっぽど足下近くに転がってきたようなボール以外は、意地のように自分では動かない。拾ってもらってもいちいち「ありがとう」とは言わない。楽でいいんですが、どうも居心地が悪いなぁ。
丸々2時間も付き合わせて、チップが10〜20ペソ程度(30円〜50円)。
う〜む。

いいとか悪いとかではなく、こういう社会なんでしょうが、おそらくこれは死ぬまで慣れないと思います。


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