鉄筋の柱が木材の仮枠で覆われ始め、見た目順調に進んでいる現場ですが、やはり一筋縄にはいかないようです。昨日12本中、4本の仮枠作業が済んだと思っていたら、2本をバラしてやり直し。監督の父が、最初の1本を手取り足取り指示をして、しばらく任せてみたところ、15ミリの寸法ズレが出たそうです。
フィリピンの大工さんにしたら、誤差なのかも知れませんが、父曰く、見逃せるのは5ミリまで。それぐらいだったら仕上げで誤魔化せる。なんでズレたかというと、そもそも仮枠を設置するコンクリート面がガタガタ。もう、これは任せておけないと、ついに父が自分で作業を始めました。
自ら「マジック・ハンド」と称してますが、なるほど柱の周囲にきれいな平滑面ができてました。 一級建築士になる前は、大工や左官仕事もこなしていて、さすがに器用なもんです。
作業を終えて「まだまだ、こっちの大工は、信頼率50%やな。」とつぶやく父。
これで、明日には仮枠は終われそうになってきました。しかし、あんまり最初にそれを見せてしまうと、後がしんどいのとちゃうか?
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