2013年11月5日火曜日

母屋より離れが先に建つ



南国と言えばバンブーハウスを思い浮かべる人も多いと思います。フィリピンでは、既製品のバンブーハウスを店で売ってたりします。とは言っても、本格的に家族で住めるようなサイズは、大工さんに建ててもらいますが、四畳半ぐらいの、中庭に置いて昼食やお茶できるサイズだと、店で「これください」と頼むと、トラックで運んできてくれます。


発注して二日ほど。工事現場で待ってると、来ました来ました。お店を経営しているおばちゃんを筆頭に一族郎党、小さな子供まで乗っけてトラック到着。クレーンでも使うのかと思いましたが、完全に人力だけで据え付けてしまいました。すげ〜。



運送費込みで、約四万円ぐらい。掘り方が始まっただけで、まだ殺風景だった現場は、一気にリゾート風に変身。早速、義父や甥っ子たちがやって来て、ちょっとしたピクニックになりました。さて、その後は、現場事務所や大工さんの休憩所として、このバンブーハウス、重宝してます。突然の雷雨が多い熱帯では、本当に助かります。


そして、だんだん現場に置いておく資材が増えて来た最近では、ここに夜警の人が毎晩泊まっています。「こんなもの盗むか?」というほど、盗難が多いフィリピン。知り合いを通じて頼むと、一晩数百円で夜警をやってくれる人がいくらでもいます。最近、変に景気が良くなって、資材を始め物の値段が上がり、ちょっと困っているのですが、単純労働の人件費は、まだまだ驚く安さです。ただし、雇う時に間違えても「安い!」などと言ってはいけませんが…。


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