一昨日(11/8)の午前11時頃、風雨が強くなり始めた頃に電気が停まりました。事前情報の最大風速90メートルというのはなかったようですが、最接近したと思われる午後3時頃には相当な雨と風でした。しかし、その後急速に台風が遠ざかり、夕食の頃にはすっかり静かになりました。空港が封鎖になっているので、家の前を走る車もほとんどなく、いつもより静かなぐらい。
完全に電灯のない夜というのは、何年ぶりでしょうか? 阪神淡路大震災の時でも、幸い私のいた尼崎市内は、その日のうちに電気が復旧しました。そう考えると、高校のキャンプの時以来? ということは三十数年振りということになります。
そして昨日、朝からシライ市内を自転車で様子を見て回りましたが、それほど大きな被害はなかったようです。木が根こそぎに倒れたり、枝が大量に折れて道路に散乱したりというのはありましたが、建物が倒れていたのは市役所近くのニッパハウスのレストランぐらいだったでしょうか?ただし、スラムのような場所は見ていませんので、粗末な家屋が多いところでは、もっと被害が出ていたかもしれません。
電気は段階的に復旧していたようで、朝9時頃の時点で、信号はもう戻っていました。結局私たちの住むフォーツナ地区が最後まで取り残されたような格好になっているらしく、丸1日以上経った、夜9時前ようやく復旧しました。あ~よかった。
この時期は、幸いなことにそれほど暑いわけでもなく、扇風機がなくても何とか過ごせましたし、食料も缶詰やインスタントを除くとそれほど買い置きはしていなかったので、冷蔵庫が停まってもさほどは困りませんでした。心配していた断水もほとんどありません。
それよりも堪えたのが、インターネットを使えないことでした。テレビは見なくても何ともないのですが、ネット依存がここまでになっていることに、今更ながらに気づきました。 結局、ネットも復旧したのは台風通過からまる2日経った、今朝(11/10)。フェイスブックでは、レイテ島の惨状を伝えた日本の報道を見て、たくさんの友達が心配していました。
個人的にがっかりしたのは、今工事中の敷地にあるお気に入りの木がポッキリ折れてしまったことです。 でもこれぐらいで済んでほんとうによかった。
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