2013年11月18日月曜日

安請け合いの国民性

先週、柱の仮枠作業がほぼ終わり、いよいよ今日は、最初のコンクリート打ちか?と思ってたら、ミキサーが届かないので待ってるとのこと。そりゃ手でセメント混ぜるより、ミキサーがあったほうがいいのは、素人でも分かりますが、いつの間に使うこのとになったんでしょ?

聞けば、数日前から義弟(家内の弟)が、友達から借りてくることになってたんだそうです。シライの市役所で建築技師をやっているので、今回もずいぶん世話になったんですが、この弟、どうも、できるかどうか確かめずに、安請け合いすることが多い。いや、彼だけではなく、これはフィリピン人の国民性かもしれません。


仕事でも遊びでも、何を頼んでも滅多に「できない」とか「分からない」とは言わない。「大丈夫」「できるできる」。あんまり自信満々だから、当てにして待ってると、ギリギリになって「急に都合が悪くなった」「体調崩した」と、バレバレの言い訳を聞かされることになります。ここで、キレて怒鳴ったりすると、プライド超高層の彼らを、とても傷つけることになってしまいます。まぁ、いいんですけどね。

結局、先週に来るはずだったミキサー、今日の夕方、義弟から携帯メッセージで、やっぱり明日になるとのこと。あぁ、さよか。

ところで、知ってる人が見たら、この状態でコンクリート打ってしまっていいの?と思われるでしょう。そうです。本来ならば、二階も含めて、柱も梁もいっぺんに打ってしまわないと、強度が出ません。他の現場を見て考えた現場監督の父、こっちの大工さんの技量では無理だと判断して、三回に分けるつもりだったそうです。




しかし、ウチの大工さんたち、最初から一体で打つ積もりだったようで、どんどん仮枠作業を進めてます。ミキサーを待つ様子もなく、黙々と梁の仮枠に取りかかる大工さんたち。不言実行とは、君たち、フィリピン人離れしてるな〜。




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