2014年3月6日木曜日

灰の水曜日

一日遅れになってしまいましたが、昨日はカトリックでは「灰の水曜日」と呼ばれ、イエス・キリストの断食に倣って節制をする日。子供や老人以外は、断食や三度の食事のうち二度は量を減らしたり、肉断ちをしたりすることが奨励されます。またこの日から四旬節(復活祭〜イースターの準備期間)に入る節目の日でもあります。

国民の大部分がカトリック教徒のフィリピン。日本とはまったく違った一日になるかと、少し期待していたのですが、結果を言うと、ここネグロス島のシライ市では、見た目普通の水曜日でした。違うのは、いつも閑散としている夕方のミサに、多くの人が集まり、教会の周囲だけ時ならぬ渋滞があったことぐらいでしょうか?



お昼ご飯は、近所のレストランでお惣菜を買って帰るのですが、並んでいるメニューもいつもと同じように、牛肉、豚肉、鶏肉の料理。食事をしているお客さんのテーブルには、普通に料理が置かれてました。
たぶん修道士や教会関係者、真面目な信徒さんは節制をしてるんでしょうが、よく考えたら、表立って見えることでもないので、まぁこんなもんなんでしょう。

息子の小学校は、私立のミッション・スクールなので、さすがにこの日の意味をちゃんと教える時間があって、授業の一環としてのミサがあったようです。お昼に迎えにいくと、ミサの中で「灰の祝福」があった印に、オデコに灰が付いてました。

さて、このところ壁塗りや、電気の配線、下水の配管など地味な作業が続く自宅の新築現場。先週、怠け癖のある大工さんのことを書きましたが、リーダーのリトさんも考えたようで、作業内容を変更して、今週は表からよく見える場所で仕事をさせてます。さすがにそれではサボりにくいらしく、普通に仕事をしているようです。取合えず首はつながった。しかし昨日気付いたんですが、他の大工さんはみんなスリムなのに、このサボり大工だけがお腹が出てる。やっぱり身体は正直ですね。


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