原因は、このブログでも何度か書いたカトリーナの無断外泊。その日のうちに帰ってくるはずが翌朝ご帰還がもう5〜6回。その度にそれらしい言い訳を繰り返してきたのですが、昨夜のは明らかな確信犯でした。
日曜日の午後、教会に行ってきます、暗くなる前に帰りますと家を出た後、やっぱり今日は友達の家に泊まります、でもお父さんには言わないでくださいと、家内に携帯電話メッセージが来ました。
フィリピンで18歳と言えば、法的にもう大人なので、別に誰と外泊しようが家族でもない人間がとやかく言う筋合いはないのですが、そのお父さんからの紹介で預かった娘さん。いくらなんでも、はいそうですか、とはいきません。家内は「もし何かあったら、私たちの責任になる!」とカンカンに怒ってしまいました。
う〜ん、これはさすがの「優しい雇い主」の私でも庇いきれないなぁ。雇い主ではなく、年上の友達か、親戚のおっちゃん、おばちゃんとでも思ってるらしい。
相変わらず、悪びれる様子もなく早朝帰ってきて、掃除やら洗い物をするカトリーナ。家内は彼女の父親を呼び出して、その前で解雇を言い渡すとのこと。私には何も言うなと釘を刺されました。そして、私が息子を小学校に迎えに行っている間に、カトリーナの姿は、我が家から消えていました。ドラマや映画と違って、現実はあっけないことです。
息子に「カトリーナお姉ちゃん、クビになってしもた。」と教えましたが、別段寂しがってる様子もありません。家内は、重荷をやっと下ろしたというような表情。まだメイドのいる生活に慣れてないはずが、いざいなくなってしまうと私だけが取り残されたような感じです。厨房がやけに広く感じる。
家内は、もうしばらくはメイドを雇うつもりはないようです。でも、情緒的なこともさることながら、ちょっとした買い物や、料理の手伝いを頼める人がいなくなって、ものすごく不便になりますね。
ほんまに、アホやなぁ、カトリーナ。
朝帰り後、裏庭の手入れ中
これが我が家での最後の写真になってしまいました
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