2014年11月19日水曜日

餃子の日

新居が完成して、落ち着いた時間が持てるようになってからせっせと料理作りに励んでいる最近。カレーやオムライスの類の日本スタイルの洋食はいろいろ試しましたが、この頃は中華にシフトしてます。

炒飯や焼きそばは、フィリピンでも簡単に食材や調味料が手に入り、そもそもフライド・ライス、パンシット・カントンと名前こそ違え、ほとんど同じ料理がこちらにあるので、割高な食材を買うこともなく、日常的に作って食べてます。

私がネグロス島に来るだいぶ前から、日本食レストランは営業していて、それなりにお客さんもいたらしいですが、中華料理の浸透度合いにくらべるとまだまだ新しい。中国系の人たちは遥か昔からフィリピンにいて、今でもフィリピン経済を実質的に支配しているのは、チャイニーズ・フィリピーノ。当然中華レストランは高級店から庶民的な所まで、数で言っても、日本食が食べられる場所の比ではありません。

家で中華を作ろうと思っても、食材・調味料に困ることはほとんどないと言ってもいいぐらい。それほどフィリピンの食文化に深く根ざしてます。

さて、昨日はボホールで働く日本人女性のFさんが、1年以上ぶりに私たちの住むシライに来られるというので、これを機会に作ったことがない中華料理に挑戦してみることにしました。ということで、選んだのが餃子。

もう日本では、ラーメンと並んで国民食と言ってもいいぐらいポピュラー。一般家庭でも普通に作っている人も多い。今さら初めてというのも恥ずかしいですが、手数が多そうなので、なんとなく敬遠してました。材料はフィリピンのワンタン、パンシット・モロがそのまま応用できそうです。

日本から持ってきたレシピ本の通り、親の仇のように白菜刻み、豚ミンチ、おろし生姜、ニンニク、ねぎ、ごま油で具を作りました。全部公設市場で売っている、普通の食材ばかり。ここまでは手間と言えば手間ですが、特別難しくはない。問題は皮で包むプロセス。市場で売ってるワンタン用の皮は何故か四角ばかり。念のためYouTube探して餃子を皮包みをいろいろ見て研究(?)してから、おもむろに始めました。



大丈夫かなと思いきや、意外にかんたん。パンクしたり焦がし過ぎたりもせず、出来てしまうと拍子抜けするほどスムーズ。味も、ちょっと醤油入れすぎたか?というのはありましたが、お客さん大喜びで、まずまずでした。これは、パーティの時にも出せるなぁ。


四角い皮で、三角頭がずらりと並ぶ

昼過ぎから始めて半日がかりでしたが、新しいレパートリーも増やせて、なかなか幸せな「餃子の日」でした。唯一残念だったのは、ラー油を買い忘れたことぐらい?


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