2014年11月26日水曜日

濡れ髪の乙女

もうすぐ12月。フェイスブックで見る日本にいる友達の写真では、みんな厚着して寒そう。ここフィリピンでも朝方や雨が降る日には、長袖着たりカーデガンを羽織ったりしてる人を見かけますが、ちょっと照るとすぐ真夏日。家にいる時はTシャツ、短パンが基本。

そんな気候で、年中汗をかきやすいためか、男女を問わずみんなシャワーをよく浴びます。だいたい朝晩、時には日に3〜4回というのも珍しくありません。街中はゴミのポイ捨てし放題で、お世辞にもきれいな街並みとは言えませんが、歩いてる人はきれい好きでこざっぱりしてます。男性でも櫛を持ち歩いて、ショッピングモールのトイレで、一生懸命髪を撫でつけてる。

そんなフィリピンの朝の風景。
出勤や通学の女性を見ると...これがほとんど全員と言えるぐらい髪がびちゃびちゃ。日本でも若い女性の朝シャンはよく聞く話で、最近の洗面台には洗髪用のシャワーが付いているほど。フィリピン女性は、日本で朝シャンとか言われる前から、みんな朝に髪を洗っていたのですが、こちらは誰も洗髪後に髪を乾かさない。
朝早くに、髪も洗わない(髪が乾いたまま)で外出する女は、不潔だと思われるんだとか。




初めてのフィリピン出張の時に、マニラでこれを見たときはびっくりしました。夕立があったわけでもないのに...。どうやらドライヤーを使うという習慣がほとんどないらしい。暑いし放っておいても自然に乾く、ということなんでしょうが、髪の毛が痛まないのかと心配してしまいます。電気屋さんに行けば売ってるんですけどね、ヘア・ドライヤー。
反対にフィリピン人は、旅行で来た日本女性がみんなドライヤー使ってるのを見て驚くそうです。

それにしても、日本だと温泉とかプールでもなければ、濡れ髪の女性は、そうお目にかかるものではありません。普通に道を歩いていて、しかも出会ったのが顔見知りの女性で、髪が濡れている(しかも、フィリピンではロングヘアーの人が多い)を見ると、ちょっとドキっとしますね。


0 件のコメント:

コメントを投稿