2018年8月22日水曜日

日本から姪っ子が到着


唐突ながら、私には日本に弟がいて、その娘、つまり姪っ子が二人います。実は昨日(2018/8/21)、日本で大学に通う一人が、夏休みを利用した短期英語留学のために、ここネグロス島のシライにやって来ました。

海外体験はというと、一度アメリカに旅行したことがあるけれど、団体ツアーで、段取りも現地でのアテンドも全部お任せ。今回は、自宅を出てからマニラ経由で、バコロド・シライ空港に来るまで、完全に一人旅。何事にも最初はあると言っても、やはり叔父の立場としては、相当心配でした。

特にマニラのニノイ・アキノ国際空港は、もう2年ほど、イミグレーション・スタッフの人員不足で、国際線の離発着が多い時間帯には、1時間半とか2時間待ちが常態化。さらにタイミングの悪いことに、前週の木曜日に発生した、厦門航空機の着陸トラブルで、土曜日のお昼まで、2本あるうちの1本の滑走路が閉鎖。

フライトの乱れは、その後もしばらく続き、案の定、日曜の深夜に至るまでイミグレーションは、まるで難民キャンプのような混雑が続いたそうです。姪っ子には、前日に、2時間待ちぐらいにはなるかも知れないから、折りたたみの椅子とか、暇潰し用の本(スマホは電池切れの恐れもある)などを持参するように、連絡を入れました。

結局のところこの情報は、フィリピン初渡航の姪っ子を、徒らにビビらせただけに終わり、フライトはオンタイムで成田を離陸し、予定より少し早めにマニラ着。イミグレは15分ほどですんなり通過。「全然大したことなかったし〜」と、フェイスブック・メッセンジャーでテキストが送られてきた時には、心底ホッとしました。

当日はニノイ・アキノ・デーの祝日で、休みの夕刻には、国内便がやたら遅れることも多いフィリピン。ところが珍しいことに、マニラ〜バコロドの便も定刻通り。まだ明るい午後6時前には、空港で無事落ち合うことができました。

それにしても、大きくなったの〜。私が日本を離れて、すでに5年。姪っ子に最後にあったのは、そのだいぶ前で、正確にはいつだっから思い出せないほど。ほとんど喋ったこともなかったし、小学生ぐらいの子供が、いきなり大人になって現れたような感じ。

今は、学校でプログラミングを学び、居酒屋のバイトもして、ずいぶん忙しい日々を送っているとのこと。専門性がはっきりしていると、大学でそれなりに勉強しなければならないのは、いいことです。デザインを学んだ私も、道は違っても、似たような学生生活でした。

それにしても、我が姪ながら、ずいぶんと知的な女性に育ちましたね。喋り方は身内に対してということもあって、やや舌足らずながら、将来についてしっかりした考えを持っている。何より、英語を勉強しようと思い立ったのは、別に親や教師に言われたからではなく、完全に本人の意思。旅費も英語学校への支払いも、バイトで稼いだ金なのは、立派なものです。

とにかく、本当に久しぶりだったし、まさか来てくれるとは思っていなかったので、嬉しさのあまり、昨夜はずいぶん遅くまで話し込んでしまった。

メイドのライラも、かなり前から楽しみにしていたらしく、姪っ子を一目で気に入り、さっそく週末は、自分が住んでいるバランガイのフィエスタに連れていくことで話がまとまりました。

さて、我が家での滞在期間は4週間。これからも折に触れて、姪っ子のシライ滞在のエピソードを投稿していきたいと思います。


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