何度もこのブログで取り上げたスタートレック。一応かんたんに復習です。これは1966年に放送が始まった、アメリカのSFテレビシリーズ。22世紀の未来が舞台の物語で、宇宙船エンタープライズによる5年間の調査飛行での、未知の天体や異星人との出会いを描いたもの。
最初のシリーズは、3シーズンで打ち切りになったものの、その後再放送で大人気となり、1979年には映画化。テレビでも、新しい宇宙船やステーションを舞台に、次世代の物語が続々と生み出されました。昨年(2016年)には、映画の第13作「スタートレック・ビヨンド」が公開。さらには今年、テレビでの第6シリーズ「スタートレック・ディスカバリー」の放送が始まり、50年間に渡って世界中で根強い人気を誇るSF作品となっています。
ところで、なぜスタートレックにフィリピン美女?と疑問に思う方も多いでしょう。実は、フィリピン系の登場人物がいるんですよ。それも1980年代以降の数あるシリーズの中ではなく、1966年の第1シリーズ。日本語吹き替え版では、ミスター・カトウとして知られる、エンタープライズの操舵士ヒカル・スールー。設定ではフィリピン系の日本人。
スールーは、フィリピンの西にある「スールー海」が由来で、ヒカルは、源氏物語の光源氏からの発想なんだそうです。ということは、父親がフィリピン系で、母親が日系だったんでしょうか。演じたのが日系俳優のジョージ・タケイさんで、全然フィリピンっぽい感じがないのは、ちょっと残念でした。
でも、男性ですよね。なぜに美女図鑑か。
何と、映画の第7作「スタートレック・ジェネレーションズ」で、ヒカル・スールーの娘が、エンタープライズの後継艦クルーとして登場。というわけで今日のテーマはその娘、ディモーラ・スールー少尉。
さて、ここからがいつもの「妄想」です。設定からすると、少なくとも1/4はフィリピンの血が入っているのだから、もしディモーラ・スールーが登場するような、新作映画やテレビシリーズが制作されたら、今度は是非、フィリピンの女優さんを起用してほしい。もしそうなったら、こんな感じじゃないか、というのがこのイラスト。
少々というか、かなり無理矢理な気もしますが、このイラストは、いつにも増して楽しみながらの作業。たまにはこんなのもいいですね。
過去の「私的フィリピン美女図鑑」は、こちら。
2017年
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