2018年6月2日土曜日

海外渡航のすすめ


今日は、久しぶりに日本からお客さんが来てくれて、まとまった量の日本語を使いました。何時間か喋りながら思ったのは、海外に出ることは、とても密度の濃い経験になるもんだなぁ、ということ。

別に、海外移住するとか、外国で仕事をするとまでは言わなくても、比較的若い時期に、パック旅行の添乗員付き、みたいな、上げ膳据え膳の海外旅行ではなく、自分の行きたい場所に、自分で段取りをして行ってみる。一人か、せいぜい少人数の友達同士だけで。

もちろん国内にいて、新しい経験を積むのも悪くはないけれど、言葉や価値観が全然違う場所にいきなり放り出されるという点で、単身の海外渡航ほど効果的なものはないように思います。

今日のお客さんも私と同様、社会人になりたてぐらいの時期に、観光ではなく、しかもほとんど一人で外国に出て、仕事を任されたとのこと。それはもう不安で一杯、最初は緊張でガチガチだったのは、似たような話。

計画通りにはいかないし、失敗をする。いくら周到に準備したつもりでも、予測不可能なことが起こるのも当然の話。でも、たとえ言葉が通じなくても、目的が明確で、やろうという意思があれば何とかなるもの。つまり何事もやってみなくては分からない。

こんな具合に、仕事においても私生活でも、海外経験ほど、短期間にいろんな意味で勉強になることは、他にちょっと思いつかないぐらい。良いことも悪いことも、一生忘れないでしょう。

特にフィリピンのような場所だと、日本での規則や常識が通用しないことがおびただしい。自分の行動に責任を持つとか、自分の頭で考えることが、一瞬で身につきそう。理屈じゃなく、皮膚感覚で理解させられます。

できれば、成人してからではなく、学生のうちに、夏休みを利用した短期留学でもいいし、ホームステイでもいい。とにかく親や教師、保護者のいない状態で、海外に出ることをもっと奨励するべきだと、本気で思います。

今日は、思いついたことの備忘録のつもりで書いたので、少々取り留めのない投稿になってしまいました。この話題については、また改めて掘り下げたいと思います。


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