最近では、白人だけに限らず、ポカホンタス、ムーラン、モアナ、ジャスミン(アラジン)、ティアナ(プリンセスと魔法のキス)など、ネイティブ・アメリカン、アジア、ポリネシア、アラブ、黒人と、ずいぶんヒロインの属性にもバラエティが出てきました。
ならばフィリピーナが、ディズニー映画のキャラクターを演じても、何の不都合もないでしょう。ということで、私の好みで選んだのがティンカーベル。やっぱり持って生まれた天邪鬼な性格のせいか、いきなりアナ姫とかの、ど真ん中にはしたくなかったんですよ。
ピーターパンでお馴染みのネバーランドに住むという、妖精(Pixy)ティンカーベル。妖精は、赤ちゃんが産まれて初めて微笑んだ時に生まれ、「妖精なんていない」と言われると消えてしまうんだそうです。そんなこと口にした覚えはないので、私が赤ん坊の時に生まれた妖精は、もう55歳になってもどこかに隠れているんでしょうか?
いくら長く生きても、外見は年老いたりしないのが妖精。ディズニー映画のティンクも相当な長寿のはずが、見た目はせいぜいティーンエイジャー。それでは美女図鑑に登場してもらうのは若すぎるので、今回のティンク役は、2017年の「世界で最も美しい顔」の第1位に選ばれた女優、ライザ・ソベラノ嬢(Liza Soberano)に扮していただきました。
アメリカ人の父とフィリピン人の母を持つリザ。1998年カリフォルニア生まれなので、まだ今年20歳。10歳の時に家族でマニラに移り住み、13歳でスカウトされて芸能界入り。2014年に主演したテレビのロマンティックコメディ「フォーエバーモア」が大ヒットして、一躍フィリピンの大スター。
最近では、コマーシャル、広告、雑誌の表紙と、至るところで大人気。リザを知らない日本人旅行者でも、空港やショッピングモールなどで、一度は彼女の美貌を見ていると思います。
ということで、描き上げたのは、大人の魅力満載のアジア系の妖精。髪は黒いし、衣装や羽根もかなりアレンジしたので、ティンカーベルそのものではなく、フィリピンに住むその眷属という感じ。
またどこからか「これじゃない」の大合唱が聴こえる...。
過去の「私的フィリピン美女図鑑」は、こちら。
2017年
2018年
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