昨日、5/13は母の日。フィリピンで5月の第2日曜と言うと、盛夏のど真ん中。日本で言うなら、旧盆の頃に相当するような暑さです。今年も例年同様、朝から真っ青な空に、ギラギラと太陽が照りつける真夏日。日本では土砂降りだったり、濃霧だったりしたそうですね。毎度のことながら、同じ北半球で、飛行機で3〜4時間ぐらいの距離なのに、これほど季節に隔たりがあるのかと、感心します。
さて、我が家の母とその息子。毎年、あまり特別なことはしてません。私が気を使って、花を用意したりしてましたが、もう小学校の6年生になろうかという歳なので、今年はちょっとプレッシャーを掛けてみました。
今日は何の日か分かってるやろ? (家内を指差して)この人はお前のママやで。ワシのママとちゃうで。
照れたのか困ったのか、要領を得ない、謎の笑みを浮かべる息子。私が2階の書斎に籠っている間に、何やらゴソゴソやってます。しばらくして降りてきたら、冷蔵庫に花一輪にメッセージを添えた絵が貼ってありました。当日に慌てて描いたわりには、そこそこな出来栄え。自発的に用意して、朝一にでも手渡してたら、カッコ良かったのに。
とまぁ、母の日らしいエピソードはそれだけ。
私の方は、午前中に少々重たい内容のブログを一本書き上げたので、昼食を用意する時間がなくなってしまいまいした。仕方がないので、最寄りのトロトロ(安いお惣菜屋さん)に出かけることに。
カンカン照りの暑さの中、炎天下減量散歩と称してのウォーキング。翌日にバランガイ(町内会)選挙の投票を控えて、一切の活動は禁止された日曜日。前日までのカラオケや演説の喧騒は影を潜め、ちょっと薄気味悪いほど静かな町並み。
ふと見ると、向かいから若い女性が歩いてきます。こんな陽気に徒歩で出歩くのは、よほどの貧乏人か日本人。おそらく近所にある日本人向け英語学校、アクティラボに滞在中の生徒さんでしょうね。会釈でもしようかと思いましたが、この状況では、怪しいオっさんと思われそうなので、黙ってすれ違い。
トロトロはいつも通りの賑わいで、メヌード(トマトソースで煮込んだシチュー)や、ゴーヤ・チャンプルーを買い込みました。さて帰りはトライシクル(オート輪タク)に乗ろうかと思ったら、これが捕まらない。暑い中を立ちん坊も嫌になって、帰路も徒歩。家に着いた頃には、汗だくのヘトヘトになってしまった。
そういうわけで、午後からは昼寝タイム。夕方までダラダラして、気がつくと夕飯の支度の時間。ある意味、実に南国フィリピンらしい、毎日が日曜日状態の母の日でした。
暑い1日を締めくくる夕焼け
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