2018年5月27日日曜日

南国映画館「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」

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約1年半ぶりの「南国映画館」です。実は、そんな投稿をシリーズ立ててやってたんですよ。最後に書いたのが、2016年の12月にフィリピンで公開された日本アニメ「君の名は。」 つまりそれ以来、映画館に行ってなかったということです。

最近、フィリピンでのヒット作と言えば、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」。私は観てませんが、息子が従兄姉たちと映画館へ。ネグロス島にしては珍しく人がいっぱいで、夕方の回が無理。仕方なく7時過ぎから観始めて、子供にしてはずいぶん遅い時間に帰宅しました。(もちろん子供達だけではなく、義弟が引率役)

そういえば、ネグロス島の映画館について、ちゃんと書いたことがなかったですね。フィリピンの地方でも、日本やアメリカにあるシネマコンプレックスと、何も違いはありません。SMやロビンソンズなど、大型ショッピングモールの最上階にあって、ネットでもチケットが買える。日本語字幕はないことを除いて、中に入ってしまえば、どこの国にいるのか分からないほど。

さて、昨日(5/27)の土曜日、公開早々観に行ったのが「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」。これは、1977年に第1作が全世界で大ヒットして、今では伝説となったスター・ウォーズのスピンオフ作品。若き日のハン・ソロが主人公という映画。と書いてみると、続編の作り方としては、最近使い古された感じ。

このブログを投稿している時点で、まだ日本では公開されてないし、ネタバレをするつもりはないものの、不要な予備知識なしに作品をご覧になりたい方は、ここから先、読まないことをお勧めします。



ちょっと苦言というか、文句になってしまって恐縮ながら、とにかく最初から最後まで画面が暗い。周囲が明るいシーンでも、やたらと逆光を多用するので、正直なところ途中で、どれがどのキャラクターなのか、分からなくなってしまいました。

今アベンジャーズと並んで、最大の稼ぎ頭であるこのシリーズで、技術的なミスでこうなった、なんてことはあり得ないので、意図的な画面作りなんでしょうね。老眼が進んで、日常生活でも、夜間の屋内では光量不足を感じる私なので、そのせいもあるのかと思ってみたり。

そこで思い出したのが、スター・ウォーズの生みの親ジョージ・ルーカスとは盟友の、フランシス・フォード・コッポラが撮った「ゴッドファーザー」。この映画も、ドン・コルレオーネというマフィアのボスを演じる、マーロン・ブランドが登場するシーンでは、敢えて照明を抑えた暗いトーンが用いられ、当初は批評家から「コルレオーネの目が、暗くて見えない」とこき下ろされました。

ただ、ゴッドファーザーの場合は、並行して描かれた結婚式では、眩しいほど自然光が溢れて、そのシーンとのコントラストが強烈で、監督の意図が明確。暗い画面は全然気にはならなかった。

ということで、久しぶりの映画館で、約2時間の上映の間、ず〜っと目を凝らしていることになり、英語の聞き取りと合わせて疲労困憊。若きハン・ソロの話なので、もっと能天気で、明るく屈託のない画面を期待してたんですけどねぇ。

映画から帰って、週一の出張マッサージをしてもらったら、案の定いつもにも増して、眠気がすごい。夕食はざるそばで誤魔化して、午後8時前にはぶっ倒れるように眠ってしまいました。食後のコーヒーもなしで、ペットの餌やりもスルー。朝起きたら、ゴマ(犬)とチャコ美・茶チャ(母娘猫)が「一体、どうなってますんや?」という顔で、私を待ってました。


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