問題の品は、豆腐と味噌。豆腐はシライの公設市場でも、中国製のものを売ってます。でもこれが全然ダメ。美味いとか不味い以前の問題で、常温で放置してあるもんだから、酸っぱくなってしまっている。いくら煮炊きしてもちょっと食べられない。1度使ってみただけで懲りました。
そこで頼りになるのが、明治の紙パック入りの豆腐。中身が同じかどうか分かりませんが、アマゾンで調べたら日本国内向けにも出してますね。
冷奴には向いてないけれど、完全密封なので日持ちするし、少なくとも酸っぱくなってるなんてことはありません。味噌汁やゴーヤチャンプルーに入れたり、麻婆豆腐に使うなら十分に美味しい。柔らかめのとやや固めの2種類あって、私はやや固めを愛用しています。
そして味噌。ネグロスで手に入るのは、なぜかハナマルキの「おかあさん」。だし入り合わせ味噌で、味噌汁だけでなく、これまた麻婆豆腐に重宝してます。
出典:ハナマルキHP
豆腐も味噌も、無かったら耐えられない...というほどでもない。でも食事に豆腐の味噌汁が付いているだけで、とてもほっとする。やっぱり長年、それがあって当たり前の生活をしてきましたからね。
私にとっての精神安定剤的な、この二大食材。日本の価格の倍ぐらいするのは仕方ないにしても、供給が実に不安定。おそらく3ヶ月に1度ぐらい、どこかの商社経由で、フィリピン全土向けにど〜んと入荷してるんでしょうか。ある時は、バコロドの大きなスーパーでは、かなりの数量が出回る。ところが無くなる時は、どの店からも一斉に無くなる。
「豆腐と味噌のあるとき〜」「ないとき〜」と、関西人にしか理解不能なギャグを、心の中でカマしてます。
こういう状態なので、味噌ならば2〜3袋、豆腐は6パックぐらいまとめ買い。多分バコロド周辺の在留邦人の方々は、みんなそうしているんだろうと推測。
どの日本食材も同じかというと、カレーのルーや、インスタントラーメン、そば・うどん・そうめんなどは、あまり品切れはしないようです。この差は何なんでしょう。豆腐・味噌以外は、一般のフィリピン人にもそこそこ売れてるからなのか。
そして先日、ついに味噌を使い果たしてしまいました。日本食材を置いている、SM、ロビンソンズ、アヤラ、どこも現在品切れ状態。幸い明治の豆腐はあったので8つも購入。でも考えてみると、味噌と豆腐はワンセットで使うケースが多いので、宝の持ち腐れ。
また日本から来る渡航者の方に、味噌1キロぐらいお願いしたいところ。誰か運び屋さんになってくれる人、いませんかね?
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