2018年3月27日火曜日

あれば安心、日本のお薬


もう5年もフィリピンに住んでいても、いまだにお世話になっている日本製のお薬。と言っても、特別持病があるということではなく、どんな家庭にでもありそうな常備薬のお話。

まずは正露丸。
やっぱり年中暑いし、年に3〜4回は下痢になっていまいます。デング熱だとか赤痢などからくる激しい下痢ではなく、ちょっとした腹下し。もちろん、こっちの薬局でも下痢止めはありますが、効き目はイマイチ。お医者さんに掛かると、いきなり抗生物質とかが出てきてしまったり。

そんな場合は、やっぱり正露丸なんですよ。飲みなれているせいか大抵よく効いて、翌日には症状が緩和。ただ臭いが強烈なので、私は糖衣錠を愛用しています。

花粉症はないフィリピンでも、サトウキビの焼畑の時期に出る煙で、鼻や目をやられることがあるネグロス。特に年明けの1〜2月ごろは、数日ぐらい花粉症とそっくりな症状になることもあります。これに効くのがコンタック600。効きすぎるぐらいで、昼間に服用すると眠くて何もできなくなる。なので、大抵は就寝前に2錠。

そして食べ過ぎには太田胃散。
そんなに若くもないので、普通にしてたら食べ過ぎることもありません。ところがホームパーティ大国のフィリピン。誰かの誕生日だとか、クリスマスだとか。どこでもバイキング形式なので、空腹だとついつい取り過ぎてしまい、パーティが終わるころには後悔することが多いんですよ。

頭痛にはバッファリン。
とりわけ頭痛持ちでもないんですが、不規則な睡眠時間だったり、それに暑さが加わったりすると、時々痛む。私だけでなく、家内も愛用しています。

上記のレギュラー陣に最近加わったのが、睡眠改善薬。
以前にも何度か書いたように、日本にいた頃には鬱を患い、睡眠導入剤としてデパスやサイレースなどを常用していた私。依存性がなく、大量に服用したりしなければ、効き目はかなりマイルド。

移住後はストレスが劇的に少なくなって、この薬に頼る必要もなくなりました。ただ、たまに眠れないこともあります。翌日が早起きしないといけない場合は、残っていたデパズを少しづつ服用していましたが、3年目には、さすがにそれも無くなりました。

そこで一時帰国時に買ったのがドリエルという薬。これは、コンタック600などの副作用である眠気を利用したものなんだそうです。本物の不眠症にはお勧めできないけれど、一時的に寝付きが悪いような場合は、かなりよく効きます。

フィリピンでも、ちゃんと医師の診察を受けて処方箋を書いてもらえば、それなりの薬品が入手できる範囲のこと。でも、処方箋なしで購入できて、ある程度の効果があるものが、意外にも見当たらない。

どれも、そんなに服用頻度が高いわけでもないので、一時帰国の時にちょっと多めに買ったり、日本からのお客さんにお願いして持ってきてもらったり。なくても何とかなりますが、手元にあれば、安心感がありますね。


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