2018年7月1日日曜日

私的フィリピン美女図鑑 ウルトラ警備隊、南へ

フィリピン美女図鑑、今日のお題はウルトラ警備隊員。その女性隊員と言えば、アンヌに決まってるやんけぇ〜と、私と同世代のウルトラセブン信者から総突っ込みを食らうでしょう。

でも、アンヌ役をフィリピン女優が演じる設定だと、今度は菱美百合子さんのファンというか崇拝者からの怒りを買うのは見えている。百合子アンヌ以外は断じて認めんとか...。それほど今50代前後以上の世代にとって、菱見さんの女神度は高い。

考えてみれば、小学生や中学生が視聴者の中心だった、円谷プロ制作のウルトラシリーズ。主人公のモロボシ・ダンに想いを寄せるアンヌの存在に、初めて女性を意識した男の子はたくさんいたでしょう。有名な最終回「史上最大の侵略」では、ダンがアンヌに「僕はウルトラセブンなんだ!」と打ち明けるシーンは、どう見ても愛の告白。(すっごい時代がかった大層な演出でしたねぇ)

セブンの前作、ウルトラマンの科学特捜隊でも、実にチャーミングな桜井浩子さんが唯一の女性隊員、フジ・アキコを熱演されましたが、如何せん、ハヤタ隊員との恋愛関係の描写は一切なかったので、女性としての魅力をアピールする感じには、なりませんでした。

そこで、考えたのが「ウルトラ警備隊、南へ」なる架空のエピソード。これは「ウルトラ警備隊、西へ」と題して、神戸など関西でのロケを敢行した回のもじり。関西だから「西へ」なんですよ。ポートタワーや京都国際会館などが登場し、関西在住のウルトラセブン・ファンには、感涙もの。

本来国際団体である地球防衛軍やその下部組織のウルトラ警備隊。当然、日本以外にも基地があるはず。科学特捜隊なんて、パリに本部があったというぐらい。

なので、フィリピンが宇宙人の侵略に見舞われ、それに応戦するローカル社員、じゃなくてフィリピン人隊員を支援するために、日本からウルトラ警備隊の精鋭が派遣されても、おかしくはない。昔から女性の社会進出が進んだ国だから、当然隊員にも女性がたくさんいるでしょう。

というわけで、そのフィリピン人の警備隊員を演じてもらったのが、デビュー今年で4年目、まだ19歳の女優ガビー・ガルシア嬢(Gabbi Garcia)。すでに10本のテレビドラマと3本の映画に出演し、コマーシャルやポスターでも頻繁に起用されています。

これだけの美貌なので、日本から来た男性隊員とのロマンスも、作劇上はあってもよさそう。日頃影の薄いアマギ隊員がお相手だったら、面白かったかも知れませんよ。

さて肝心のイラスト。実際の衣装よりもタイトな仕様にして、身体の線がはっきり出るように少し変更しました。それでもウルトラ警備隊の制服だと一目で分かる、記号性の強さ。改めて見ても、実にいいデザインです。



過去の「私的フィリピン美女図鑑」は、こちら。

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