2020年1月10日金曜日

私的フィリピン美女図鑑 大人のメルモ

2020年最初の美女図鑑は、ミクロイドSのアゲハ(可憐な少女アゲハ)以来、2回目の手塚作品からのモチーフ。昭和30〜40年代生まれの世代にすれば、なかなか衝撃的だったアニメ「ふしぎなメルモ」に登場する、大人になってしまったメルモちゃん。

若い人たちのために説明すると、小学3年生(なので9歳)のメルモは、幼稚園児と1歳の弟がいる女の子。父親のいない母子家庭。その母が交通事故で亡くなるところから物語が始まります。

三人の幼子を残して、天国に召されたメルモのお母さんは、神様の助けで幽霊となり、メルモに瓶入りミラクルキャンディを手渡します。赤・青二種類の色のキャンディは、食べると瞬時に、十歳づつ若返ったり年老いたり。

メルモは、このキャンディで、大人になったり子供に戻ったりしながら、いろんな事件を通じて成長していく、というストーリー。一足飛びに成人女性(それもモデル並みに超ナイスボディの美人)になることで、性にまつわる知識を、視聴している子供と一緒に学んでいく「性教育アニメ」。

今にして思えば、よく放送できたなぁ。もちろん放送コードに引っかかるような露骨な描写はなく、それこそ「オシベが...メシベが...」的な間接的表現ばかり。それでも、劇中のメルモとほぼ同い歳だった私には、十分な刺激。このアニメがきっかけて、性に目覚めたと言ってもいいぐらい。

何よりも強烈なビジュアルインパクトだったのが、9歳児の身体が19歳のサイズになる変身の場面。メルモの名前は「メタモルフォーゼ」に由来するんだとか。着ている服が同じなので、長袖シャツは肘ぐらいまでになるし、スカートでは隠しきれない下着がちらり。ヘアスタイルまで変わるのは、手塚治虫さんの趣味でしょうか?

今回は、そのピッチピチ・ルックのメルモを、オっさんの妄想力全開放で、イラストにしてみたわけです。

1971年の放送当時には、大人の女が子供の服を着てるなんて、あり得なかったけれど、あれから50年が経って、そのまんまなファッションがあるんですよね。膝上どころか、パンティを見せることを前提にしたような、「絶対領域」強調のマイクロ・ミニ。へそ出しも珍しくなくなったし。

最重要なモデルさんは、久しぶりにフィリピンの有名女優の中から選んだ、イローナ・ガルシア嬢(Ylona Garcia)。グールグ画像検索で見つけた瞬間に一目惚れ。丸顔にぱっちりな目、キュートな童顔は、私のイメージする手塚美人そのまま。鉄腕アトムのウランとか、リボンの騎士のサファイア王女でも似合いそう。


というわけで、このモデルにこのコスチュームなので、こんなポーズになってしまったわけです。何だかメルモちゃんと言うより、小川ローザさんみたい。例えが「モーレツ」に古過ぎて申し訳ありません。


過去の「私的フィリピン美女図鑑」は、こちら。

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