2021年1月31日日曜日

自転車で大コケ

少し前に、「梅雨明けネグロス?」なんて投稿をしましたけど、実際は「梅雨の中休み」だったようで、また鬱陶しい雨が続く、ここネグロス島。とは言え、1月前半のような、終日降り続く感じではなくなり、深夜から朝にかけて土砂降りでも、午後には雨が上がって、日差しが戻ることもあります。

今日、日曜日もそのパターン。雨音で目が覚めて、遅い朝食を食べ始める頃には小雨で、お昼前には、雲の切れ間から熱帯の太陽が。晴れたら速攻で真夏日になるのは、お決まりのコース。

この一年ぐらい、私が日課にしている、ストレッチ〜筋トレ〜サイクリング。こう書くと「全力で体を鍛えてます」っぽいですが、全部こなしても1時間もかからない、軽ぅ〜いメニュー。それも雨が多くて、最後のサイクリングがスキップになることも。

今日も、筋トレまでは済ませて天気待ちの状態で、青空が覗いたのを見計らって、勇んで自転車に飛び乗ったという次第。

雨上がりで涼しいし、空気も澄んでいて、絶好のサイクリング日和。唯一の問題は足元。コロナによるロックダウン以来、専ら、宅地内を走っている私。3ヘクタールもある敷地なので、広さは十分でも、外の道路とは違って、車があまり走らない。こう雨続きだと、路面に薄っすら苔が生えるんですよ。

その上、まだ家が建っていない空きロット周辺では、落ち葉がいっぱい。誰も掃除しないもんだから、苔と落ち葉で、すごく滑りやすくなっている。

この状態で自転車を漕ぐと、危険なだけでなく泥水のはねがすごい。なので最近は、できるだけ乾いたルートを選んでいるほど。ところが今日は、雨上がり直後だったので、いつもはそれほどでもない場所もユルユル。案の定、カーブの時に車輪が横滑りして、派手に転倒してしまいました。

コケでコケたなんて、洒落にもならない。ネグロスに移住してもうすぐ丸8年。日本から運んだマウンテンバイクにずっと乗ってましたが、ここまで見事に「すって〜〜ん」というのは、多分初めて。誰も見てなくて良かった。

それでも、何かに衝突したわけではないし、スピードも出してなかったので、偶然サッカーのスライディングみたいな体勢で着地。身体も自転車もほぼ無傷。大学時代にちょっとだけやってたサッカーが、意外な所で役に立ってしまいました。

少々転倒しても、まだまだ大丈夫なんて思ってたら、時間が経ってから、倒れた側の太腿の外側が腫れてきました。痛たた...。よ〜く考えたら、運良く大したことがなかったけど、誰もいない場所で動けなくなってたらと、今頃になって冷や汗。病院もコロナ対応で多忙だし、下手すると、救急車で運ばれても、満足な治療が受けられたかどうか...。

ということで、自分の体力や反射神経を過信すると、痛い目に会うというお話でした。



2021年1月30日土曜日

ネグロスの建築業界は好景気?

今日のタイトル。正確には、「メトロ・バコロド(州都バコロドとシライ・タリサイの三市)の」か「シライの」なのかも知れません。とにかく、私が直接見聞できる範囲では、こんなご時世なのに建築ラッシュ。

バコロドでのコンドミニアムやら商業施設の、新規着工とか大規模な増改築は、数年前から始まったこと。マニラやセブに遅れること、4〜5年という感じ。

それだけでなく、ネグロスの北部山岳地帯を突っ切って、島の東西を結ぼうという横断道路や、まだ着工には至ってないものの、ネグロスとパナイを結ぶ海上架橋など。コロナ禍の影響を受けて、工事がストップしたり、計画が白紙撤回なんで話は、全然耳に入ってきません。

そう言えば、行政センタービルを、新しくタリサイ市に建設する、という情報もありました。ひょっとして、州都を移転するつもり? そんな大きな物件だけでなく、ざっと我が家の周囲を見回しても、何軒もの個人住宅が工事中。


タリサイに建設予定の
西ネグロス州・行政センター
常識的に考えて、ここまで人の動きが規制されて、間違いなく経済は縮小しているはずなのに、みんな、どこから資金を捻出しているのか、不思議で仕方がない。もう予算取りは済んでいるので、着工しないと違約金が発生するとかの事情なのでしょうか?。

あるいは、時間差で、これから建てたばかりのショッピングモールが閉鎖になったり、住宅が銀行に差し押さえられる事態が頻発するのかも。フィリピン政府の見通しでは、早くてもコロナ禍の終息は、2022年以降になりそうだと言うし。

とまぁ、別にフィリピンの会社に投資したり、ビルを買おうなんて身分でもないので、私には関係ないのですが、困るのは、自宅のメンテナンスをしたくても、大工さんが集まらないこと。

一昨年の11月に竣工した自宅裏のゲストハウスを、早々に手直しした話を、少し前に投稿しました。あの工事、3ヶ月ぐらい前から連絡していて、やっと大工さんが来てくれたのが、年末ギリギリ。それまでは、バコロドでの大きな仕事があって、動きが取れなかったんだそうです。

そして、まだ終わってない修理がもう一箇所、ずっと手付かずのまま放置されてるんですよ。

実は、7年前に建てた母屋の屋根の雨樋が、こちらも何ヶ月も前から盛大に雨漏り。屋内ではないので、生活に支障を来すようなことはないけれど、とにかく最近の多雨。家の前の道が冠水するような降り方が、毎週のようにあって、その度に庭が滝のような状態。

二階の屋根なので、そう簡単に取り替えるわけにもいかず、やっぱり、スチール瓦を葺いてもらった専門の業者さんに頼むしかないらしい。当初は、ゲストハウスを直してくれた大工さんの知り合いに依頼するつもりが、こちらも多忙なようで、全然つかまらない。

結局たらし回しのようになって、一番費用のかかる、正規業者に頼むしかないとなったわけです。ところが、この業者も一度は見に来たものの、連日の土砂降りで屋根に上がることができず、かれこれ2週間も進展がない。

修理を頼んでも、なかなか人が来ないというのは、建築関係に限らず、フィリピンあるあるなのですが、やっぱり困ったことです。



2021年1月26日火曜日

ワクチンの憂鬱

 最初に断っておきますが、私は「反ワクチン」を唱えるつもりは全くありません。それどころか、現在、世界を覆っているコロナ禍を食い止める唯一の現実的な手段は、可能な限り速やかに、大多数の人がワクチンを接種するしかないと信じております。

ほんの半年ぐらい前まで、こんな驚くべきスピードで、複数の有効なワクチンが開発されるとは思ってなかったし、これは近年稀に見る、人類史上の快挙と言えるでしょう。

と、ここまでは最善のシナリオだったのに、その後、日本でもフィリピンでも、なかなか上手くいかないのが、具体的なワクチン接種のプロセス。まず、日本政府とマスメディアの対応が、どうにも理解に苦しむ。

私がここに書くまでもなく、行き当たりばったりにしか見えない、現政権のコロナ対応。今の総理大臣の態度や喋り方に非難が集中してますけど、そんな表層的な話ではありません。これは前政権はもちろん、もっと以前から、有事への備えが甘いのが日本政府。これは阪神淡路大震災の頃から、ほとんど進歩してないんじゃないか。

規制をするにしろ緩めるにしろ、例えば、〇〇日以内に、陽性患者が〇〇人増えたから、あるいは減ったから、という基準を示さないのはマズい。また、オリンピック開催の是非にしたって、ただ精神論で「必ずやります」じゃなくて、どう開催するのか、どういう状況なら中止なのかを説明しないと、誰も納得できないでしょう。

しかも、ワクチン開発の進捗は、何ヶ月も前から分かっていたはずなのに、いまだに(2021年1月末時点)接種開始の詳細日程すら公表できないのは、ちょっとお粗末過ぎ。

そして、それ以上に信じられないのが、大手新聞やテレビ局の報道姿勢。これもすでに、多くの人、現場の医療関係者が、厳しい口調で非難している通り、マスメディアが率先して「反ワクチン」キャンペーン(としか思えない)を展開しています。

特にひどいのが、専門家と称する人物を招いて、根拠のない不安を煽るだけのワイドショー。フィリピンに在住の私は、幸いにして目にする機会はないものの、ネット上で、本物の専門家の方々が激怒するレベルの番組が、多々あるとのこと。

実際、安全性に疑問があるのならともかく、ファイザーやビオンテックなどが開発した、その成分や治験プロセスの情報をきちんと公開しているワクチンに関しては、コロナに感染して重症化するリスクと天秤にかけたら、接種しないという選択肢は考えにくい。少なくとも、私は、ファイザーのワクチンだったら、今すぐにでも打ちますよ。

さて、ここからは、フィリピンでのワクチン接種について。

5年前の当選以来、概ねどの政策も支持してきた(外国人の私が支持しても意味ないけど)ドゥテルテ大統領ですが、今回のワクチンに関する一連の決定や発言には、残念ながら、首を傾げざるを得ません。

まだ第三相の治験も終わらず、有効性の数値も50%とか70%とか、イマイチ確定的でもない、中国シノバック製のワクチンにご執心。イギリスBBCの報道によると、安全性はほぼ問題ないらしいし、ファイザー製ワクチンが摂氏マイナス70度での保管が必要なのに比べると、家庭用の冷蔵庫でも大丈夫なぐらい。

ただ、それでなくても、数年前のデング熱ワクチンによる薬害事故で、60人以上もの死者が出て以来、他の感染症のワクチンも忌避されるようになり、2019年には、麻疹が大流行のフィリピン。こんな状態なのに、データをきちんと公開せず、透明性に欠けるシノバック製ワクチンを選ぶのは、なぜなんでしょう。

そして価格が安いのならともかく、どうやらそうでもない。最近のフィリピン国内の報道では、同じシノバックのワクチンを導入したインドネシアより、ずいぶんと高いとの情報も。これは腐敗を疑われても仕方ないですねぇ。

ということで、仮に有効性が50%そこそこでも、集団免疫の観点からすると、十分接種の意味はあるし、順番が回ってきたら打つことになるでしょうけど、やっぱり憂鬱になりますね。


2021年1月24日日曜日

梅雨明けネグロス?

 昨年のクリスマスの頃から、ネグロス島を含むビサヤ諸島やミンダナオ上空に停滞していた前線。大晦日から元日にかけてとその一週間後の二度、ネグロス島北部に十年に一度あるかどうかという大洪水をもたらしました。このブログでも年頭から何度も投稿した通り。

その後も雨模様の天候が続いて、1月も第4週になろうかというのに、終日雨が降らなかったのは、ほんの数えるほど。さすがに、3回目の洪水にはならなかったものの、少し心配になるぐらいの土砂降りは何度かあったし、朝、激しい雨音で目が覚めるのは、実に嫌ぁな気分。

基本的に寒さのないフィリピンでは、貧困層の子供が夢見る将来というのが、大雨が降っても、雨漏りや浸水がしない家に住むことなんだとか。もう8年も住んでいると、その話があまりに切実に分かってしまって、少々辛い。

例年、1月頃の西ネグロスでは、数日から一週間程度の長雨はあっても、ここまでしつこいのは、少なくとも私の移住生活では初めて。

そんな鬱陶しい雨雲がようやく去って、ここ西ネグロスのシライ市内に、まるで日本の梅雨明けのように、熱帯の日差しと青空が戻ってきたのが、一昨日(1月22日)の金曜日頃から。やっぱり朝は、鳥のさえずりと柔らかな朝日が一番です。


そして、変化が極端なのが熱帯の天候。当然のように、晴れたらいきなりの三十度越え。数日前までエアコンどころか、就寝時に扇風機付けるだけで風邪ひきそうな気温だったのが、日曜日の今日は、冷房なしだとブログ執筆に集中できないほどの暑さ。

さて、その暑さと歩調を合わせるように、私のイロンゴ語(西ネグロスの方言)の家庭教師、アン・デ・ジャン嬢が、昨日、戻って来ました。年末最後の授業がクリスマス前だったので、かれこれ1ヶ月振り。

本当なら1月9日が2021年最初のレッスンの筈が、洪水でキャンセル。翌週の16日は、今度がアンの本職、高校の英語教師の仕事が忙しすぎて、またもやスキップ。

真面目に宿題だけは終わらせて、ずっとアンを待っていたものの、やっぱりレッスンがないと、イロンゴ語を喋ろうという気分にならない。家内は普通に関西訛りの日本語を喋るし、息子は小一まで日本育ち。

その上、またもやメイドのライラおばさんが、今度は膝が痛いと、一週間の欠勤。これでは言語習得のモチベーシュンが上がるわけもない。

というわけで、ただでさえ貧弱な私のイロンゴ・ボキャブラリーは、さらに痩せ細り、久し振りにアンを目の前にしても、立て板に水ならぬ、横板にとトリモチ状態で、言葉が出てきません。やっぱり継続って大事なんですね。

そのリハビリ的レッスンでの話題は、やっぱり洪水の事。幸いアンが年末年始を過ごした、カディス市(シライから車で2時間ぐらいの場所)の実家は、被害を受けることはなかったけれど、シライに借りてる部屋は水浸し。しばらくは着るものに困ったそうです。

さらに、常々私が思っている、なぜシライの川には堤防がないのかという疑問をぶつけてみました。

Pamatyag ko damo nga baha halin sang una. Nga-a wala embankment sa mga suba sa Silay?

昔から、洪水が多いと思うけど、どうしてシライの河川には、堤防がないのですか?

堤防は英語で「エンバンクメント(Enbankment)」。どうやら、この言葉に対応するイロンゴ語がないらしい。というか、そもそもアンは、エンバンクメントの概念すら知らない様子。仕方がないので、日本の河川の写真を見せたり、断面図を描いて説明したり。

そりゃ堤防が何かも知らないんだから、なぜ無いのかと訊いても分かるわけがない。

ちなみに、後で家内に教えてもらったのが「パンパン(Pangpang)」。タガログからの借用語のようです。


2021年1月23日土曜日

私的フィリピン美女図鑑 浴衣美人シーラ

今年、2021年最初の美女図鑑のモデルは、家内の友達シーラ嬢です。

このイラストは、珍しいことに、私がモデルになってほしいと頼んだり、事後承認で勝手に描いたのではなく、本人さんから「私を描いて」との依頼が発端。

3年前、シーラの歳の離れたお姉さん、イロイロ市在住のフランチェスカの還暦誕生日の時に、ポートレイトをプレゼントしたことがあります。それを側で見ていたシーラが、ず〜っと、自分のイラストも描いてほしいと思ってたんだとか。(フランチャスカの還暦祝い

なんだ、それならもっと早く言えばいいのに。実は、清楚で知的な雰囲気の美人、シーラのことは、昔から気になっていて、結婚祝いにイラストを描こうと思ってました。ところが一旦婚約したのに、どういう理由だか破談になってしまったシーラ。(婚約破棄

それ以来、なかなか会う機会もなく、そうこうしているうちにコロナの流行。最後に顔を合わせたのが、前述のフランチェスカの還暦祝い。

そして昨年の12月初旬、たまたま以前描いた親戚のイラスト(オフィレニア5人姉妹)を、フェイスブックに投稿したら、そのコメント欄にシーラがリクエストしてきたという次第。その後、姉貴分と慕う家内へのメッセージで、衣装は日本風にしてほしいと、さらに難題が。

まぁ、別嬪さんからのお願いだし、こっちは最初から描く気満々だったので、二つ返事で引き受けましたけどね。

さて、典型的なセルフィ大好きのフィリピーナ、シーラのタイムラインには、素材になる自撮り写真が満載。しかも、衣装もはっきり指示してくれてるし、描画開始までのプロセスは、いつになくスムーズでした。

ただ、ネット上のサンプル写真が豊富な、浴衣をモチーフにしようと決めたのはいいけれど、やっぱり、それなりのインパクトを持たせるには、相当詳細に描き込まないといけません。難題と思ったのは、そこの手間があるから。

ということで、途中にクリスマスや正月、2回の洪水騒ぎを挟んで、2ヶ月近く経過した昨夜(1月22日)、ようやく仕上がったのが、このイラスト。


お陰さまで、モデルにして依頼主のシーラは、すっごく喜んでくれたみたい。またまた家内へのメッセージによると、早速、写真屋さんにデータを持って行って、大伸ばしのプリントアウトを頼むと意気込んでいるらしい。

丸1ヶ月遅れのクリスマス・プレゼントになってしまいましたが、ここまで喜ばれると、手間を掛けた甲斐があったというものです。

過去の「私的フィリピン美女図鑑」は、こちら。

2017年

2018年

2019年

2020年


2021年1月20日水曜日

ダブル発電機・設置完了

 フィリピン・ネグロス島に自宅を建てたのが7年前。その1年後、あまりに頻繁な停電に音を上げて、発電機を購入しました。日本では、一度も使ったことがないし、ましてや買うことなど想像もしていなかった発電機。

まず心配したのは、揮発性の高いガソリンを、年中真夏のフィリピンで家の敷地内に保管することのリスク。発電機購入を検討していた時期は、ガソリンを使った犯行の、京都アニメーション放火事件のずっと前。それでも、福知山花火大会で3人が亡くなり、多くの人が負傷したガソリン発電機の事故は、まだ記憶に生々しかった頃。

そういう意識があったので、自然とディーゼルエンジンを選び、どれぐらいの発電量が適当なのかも分からず、店員に勧められるままに。6.5キロワットに決めました。4万ペソぐらいしましたから、日本円なら10万円近く。(停電撃退 発電機始動

今にして思えば、そんなに大出力じゃなくても良かったし、ディーゼルの騒音については、まったく念頭になかった。

実際に使い始めてみて、やかましいとは思ったけれど、なにぶんにも初めての経験。発電機とはそんなものだと諦めて、音さえ我慢すれば、停電中でも電子レンジや炊飯器、エアコンも使える。特に半日に及ぶような、計画停電の時は重宝しました。

ところが、1年2年と使い続けるうちに、バッテリーがダメになって、肝心な時にエンジンが掛からなかったり、エンジンオイルが漏れたり。図体がデカいので、手でワイヤーを引っ張る式のスターターでは始動が難しく、自動車並みにバッテリーが必要なんですよ。

しかも、排気口に付いているフィルターを時々交換しないと、オーバーヒートすることもある。結局、ほぼ毎年、メンテナンスにかなりの手間とお金がかかる羽目に。購入したお店に持っていくのも、大人二人でも持ち上げるのが難しいほどの重量で、毎回たいへんでした。

そして約6年が経過した今年。周囲でも発電機を使う家が増えてきて、そのすべてがガソリンエンジン。なぜ分かるかと言うと、騒音のレベルがディーゼルと全然違うんですよ。発電機って、こんなに静かだったのかと感心するほど。

案の定、ご近所さんからは、赤ん坊が眠れないと苦情が出るし、特に最近、停電が多くて、何時間も使ってると、騒音のすごさに使っている側の神経も参ってしまう。ということで、一昨年竣工したゲストハウスに発電機を導入するのを機に、母家の古い発電機も買い替えようと思い立った次第。

昨年、ここシライ市内に新規開店したホームデポ、シティ・ハードウェアで発電機を物色した件は、少し前に投稿した通り。(長雨・停電・発電機

当初は、母家用に3.1キロワット、ゲストハウスには1.8キロワットと考えていたけれど、1万8,000ペソと1万5,000ペソで、出力が倍近く違う割には、値差が3,000ペソ。1.8キロワットだと、エアコンが使えないので、結局3.1キロワットのガソリンエンジン発電機を2台買うことにしました。

これには、営業のにいちゃんが大喜び。別に彼のセールストークで、購入を決めたわけじゃないけど、多分、給料が歩合制なんでしょうね。


折からの土砂降りの最中、店の前で2台の試運転をして、始動の手順を教えてもらいました。バッテリー無しの手動スターターでも、実に軽くて簡単始動。これなら家内でも何とかなりそう。しかも、タンクが空なら、一人で持ち上げられるぐらいの重量。これは助かる。

見た目もすいぶん変わりました。以前は無骨で、いかにも「業務用」みたいなのばっかりだったのが、この何年かの好景気のお陰で家庭用発電機の需要が増えたらしく、ずいぶんスタイリングもカラーも洗練された印象。これなら、家電製品の範疇と言えるかも知れません。


気になるガソリン保管。一応、携行用の10リッター入る樹脂タンクも買ったけど、これは飽くまで携行専用。面倒でも、発電機に入る分だけのガソリンを小まめに補給して、これに入れたまま保管はしないようにします。

そして、昨日。少し前から依頼していた、お馴染みの配線工サルディーが来てくれて、ようやく設置完了。試運転をして低騒音を実感。これで、いろいろな意味で、肩の荷が下りました。やれやれ。


その数時間後、夕食後にまたもや停電。待ち構えていたように発電機始動!...と思ったら、ものの5分もしないうちに電気が戻っちゃった。灯りがついてがっかりしたのは、フィリピンに移住して初めてでした。


お役御免のディーゼル発電機
まだ使えるので、中古で転売予定



2021年1月17日日曜日

フィリピンで建てた家のメンテナンス


今日も朝から雨模様のネグロス島

 別にフィリピンじゃなくても、家のメンテナンスはとても大切。日本でも、当たり前ながら、フィリピンでは、これを怠ると、住めないほどの事になったりします。

日本とフィリピン以外で、長く暮らしたことがない私なので、ひょっとすると日本だけが特別なのかも知れませんが、フィリピンの場合、一戸建てであろうがコンドミニアム(マンション)であろうが、何の不備もなく5年10年と住み続けられる住居って、まずないんじゃないか。

それも最初からの欠陥が、やたら多い。

いきなりトイレの水が流れないとか、二体式エアコンの配管の傾きが逆で、水が室内に漏るとか。私が8年前に建てた家の場合は、スチール瓦を葺いた屋根が、最初の雨で盛大に雨漏り。まぁ、まだ建ててる最中のあからまさなドジだったので、すぐに業者を呼びつけて、やり直したけれど、もし雨の少ない乾季だったら、内装が全部済んでから漏りが発覚なんてことも、十分あり得ます。

それ以外によくあるのが、シャワールーム床のタイル貼りの失敗。傾斜がちゃんとついてなくて、排水が流れず足元に溜まってしまうケース。こんなの、プロの左官屋さんじゃなくても気が付く事なのに、なぜかフィリピンでは多い。一泊数千ペソ(五千円から一万円)もするようなホテルの部屋で、時々見かけるぐらい。

さらに多いのが、建材の品質に起因する不具合。

配管時の不手際がなくても、パイプや蛇口が劣化して、水漏れが起こることもあります。それも、10年以上も経ってから...じゃなくて、2〜3年もしないうちにダメになる。フィリピンで配管周りの建材を買う時は、安過ぎる品物は要注意。

と、そんな愚痴みたいなことを書き連ねたのは、一昨年末に竣工したゲストハウスのメンテナンスをしたからです。正直に言うと、メンテナンスというより、仕損じのリカバリーなんですけどね。

だいぶ前から依頼して、結局年末ギリギリの12月最終週にやっと来てくれた、ゲストハウス建築時の大工さん、リーボイとビンゴル。やり直してもらったのは、水溜りができるシャワーの床と、建て付けが異常に悪くなった寝室のドア。

どちらも、住めないほどの不具合ではありませんが、すごく気になってました。タイルの貼り直しは、鈍臭い仕事をしたビンゴル君が再度の担当。嫌味の一つも言ってやろうかと待ち構えていたのに、ニコニコ笑顔で罪悪感のカケラもなし。まぁいいか。

そして年を越して、今日(1月17日)修理してもらったのは、同じくシャワー関係。これは、最初に配管してもらったアントニオ君の雑な仕事のせいで、給湯器へのパイプの途中から、ジワジワと水漏り。ついでに不調だったポンプの調整も。

ちなみになぜポンプが必要かというと、フィリピンでは水道の水圧がとても低い。これは配管の老朽化や、途中で管に穴を開けての盗水があるから。給湯器を使おうとすると、ある程度の水圧が必要なので、自宅に加圧用の水タンクとポンプが必須。

ということで、竣工後1年ちょっとで、やっと本当に完成した感じ。もちろん、これで終わりではなく、次から次への問題が出てくるのは、母家を建てて今住んでる経験から分かってます。ただ救いは、人件費の安さ。今回の修理も、材料費込みの総額で五千円もかかってませんから。