少し前に、「梅雨明けネグロス?」なんて投稿をしましたけど、実際は「梅雨の中休み」だったようで、また鬱陶しい雨が続く、ここネグロス島。とは言え、1月前半のような、終日降り続く感じではなくなり、深夜から朝にかけて土砂降りでも、午後には雨が上がって、日差しが戻ることもあります。
今日、日曜日もそのパターン。雨音で目が覚めて、遅い朝食を食べ始める頃には小雨で、お昼前には、雲の切れ間から熱帯の太陽が。晴れたら速攻で真夏日になるのは、お決まりのコース。
この一年ぐらい、私が日課にしている、ストレッチ〜筋トレ〜サイクリング。こう書くと「全力で体を鍛えてます」っぽいですが、全部こなしても1時間もかからない、軽ぅ〜いメニュー。それも雨が多くて、最後のサイクリングがスキップになることも。
今日も、筋トレまでは済ませて天気待ちの状態で、青空が覗いたのを見計らって、勇んで自転車に飛び乗ったという次第。
雨上がりで涼しいし、空気も澄んでいて、絶好のサイクリング日和。唯一の問題は足元。コロナによるロックダウン以来、専ら、宅地内を走っている私。3ヘクタールもある敷地なので、広さは十分でも、外の道路とは違って、車があまり走らない。こう雨続きだと、路面に薄っすら苔が生えるんですよ。
その上、まだ家が建っていない空きロット周辺では、落ち葉がいっぱい。誰も掃除しないもんだから、苔と落ち葉で、すごく滑りやすくなっている。
この状態で自転車を漕ぐと、危険なだけでなく泥水のはねがすごい。なので最近は、できるだけ乾いたルートを選んでいるほど。ところが今日は、雨上がり直後だったので、いつもはそれほどでもない場所もユルユル。案の定、カーブの時に車輪が横滑りして、派手に転倒してしまいました。
コケでコケたなんて、洒落にもならない。ネグロスに移住してもうすぐ丸8年。日本から運んだマウンテンバイクにずっと乗ってましたが、ここまで見事に「すって〜〜ん」というのは、多分初めて。誰も見てなくて良かった。
それでも、何かに衝突したわけではないし、スピードも出してなかったので、偶然サッカーのスライディングみたいな体勢で着地。身体も自転車もほぼ無傷。大学時代にちょっとだけやってたサッカーが、意外な所で役に立ってしまいました。
少々転倒しても、まだまだ大丈夫なんて思ってたら、時間が経ってから、倒れた側の太腿の外側が腫れてきました。痛たた...。よ〜く考えたら、運良く大したことがなかったけど、誰もいない場所で動けなくなってたらと、今頃になって冷や汗。病院もコロナ対応で多忙だし、下手すると、救急車で運ばれても、満足な治療が受けられたかどうか...。
ということで、自分の体力や反射神経を過信すると、痛い目に会うというお話でした。