2021年2月14日日曜日

私的フィリピン美女図鑑 聖バレンタインデーの贈り物

今回のフィリピン美女図鑑は、以前に描いたモデルを、同じポーズ、同じ衣装で再描画。かれこれ3年半以上、60点も描いてると多少なりとも手慣れてきて、過去のイラストがいろいろと気になってくるもの。

これが手描きの水彩画とかだったら、一から全部描き直しするしかないので、モデルもポーズも何もかも同じで...とは、まずならないけれど、そこはデジタルの便利なところ。例えば衣装にしても、生地と模様、陰影は別個のレイヤーにしているので、上手くやれば、相当な作業量軽減。

それだけでなく、前作の浴衣美女は、家内の友達の娘さんシーラ嬢。昔からよく知ってる妹分みたいな子で、イラストの要望も家内経由で私へ。ただ、家内が思ったよりも上出来だったのに加え、シーラも大喜びで自分のフェイスブックの背景に使うほど。「じゃあ、次は私の番でしょ」みたいな、プレッシャーを感じてしまった。

何も、家内をモデルにしたことが、ないわけじゃないんですよ。フィリピン移住直後に二枚描いたし、この美女図鑑でも最初の頃に一枚。まぁ、美女図鑑の方は、家内に黙って描いて、恥ずかしがりそうだったので、ブログに載せたことも知らせてませんけど。

そんな経緯があって、ブログ掲載分をプリントアウトでもしてお茶を濁そうかとも思いましたが、今となっては、あんまり満足できる仕上がりに見えない。描画当時は、ずいぶん手間を掛けて丁寧に描いたつもりでも、やっぱり3年半の「修行」は、それなりの意味があったらしい。ディテールを端折り過ぎで、荒削りな習作にしか見えないから困ったもの。

さすがにこれを、最新作のシーラの浴衣姿と並べたら、手抜きと思われかねない。

ということで、オリジナルを家内が見ていないこともあって、同じイラストを、現在の技術で再構成することにしたわけです。締め切りがないと、ズルズル行きそうだったので、3週間後のバレンタインデーを目標に設定。

その結果がこのイラスト。

シーラの浴衣とは差を付けて、いかにも高かそうな着物。そう見せるためには、絹の質感もそこそこは表現しないと。意外に難しかったのは帯。凹凸を描くのは、実にたいへん。

そして、バレンタインデー前日の深夜。完成直後にフェイスブックにアップしたところ、家内のウケもよく、友達からもお褒めをいただきました。早速、プロフィール写真に使ってます。良かった良かった。ちなみにピンクが好きな家内なのでした。


過去の「私的フィリピン美女図鑑」は、こちら。

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