今日の美女図鑑は、タツノコプロの伝説的名作「科学忍者隊ガッチャマン」から、G3こと、白鳥のジュンさんにお越しいただきました。
タツノコプロの美女をイラストにすると言うと、「ヤッターマン」のドロンジョさまの方が人気かも知れませんね。最近の実写映画では、深田恭子さんがこの悪女を演じて話題になったりしました。確かにドロンジョの方が肌の露出度は高いし、見るからに大人のセクシー美女。
私の好みからしても、決して悪くはないんですが、肩や太腿全開なのに、顔半分をマスクで隠してるんですよ。一応「フィリピン美女」なので、顔が見えないと、フィリピン人か日本人か分かりにくかなぁと思って...。
それはさて置き、ガッチャマンについて。
吉田竜夫さん率いるタツノコプロ制作で、1972年に放送が始まったこの作品。よく間違われるガッチャマンとは、科学忍者隊のチームではなく、リーダーの大鷲の健、一人の名前。当初はシリアスなヒーローではなく、ギャグ漫画の主人公みたいだと言われたものです。
ところが番組が大ヒットして、2年ものロングランになると、そんな批判は雲霧消散。続編や劇場向け映画も公開され、40年以上経った今でも、タツノコプロの代表作と言ってもいいでしょう。
原作の吉田竜夫によると、科学忍者隊の5人のメンバーは、主役・主役のライバル・女性・子供・大男の、作劇上の典型的チームパターンを当てはめてんだそうです。今だったら、女性が二人以上とか、主役が女でもいいかも知れませんが、当時はそういうものだったんでしょうね。
その紅一点、白鳥のジュン。1970年代の流行だったとは言え、立ち回りの多い役なのに、なぜかミニスカート。白いパンティを見せて、敵役を蹴り上げる姿は、ガッチャマンのキービジュアルの一つになるほど有名。
今回も、よっぽどそのシーンを描こうかと思ったけれど、最近「美女シリーズ」は、結構リアルなタッチになってきたので、さすがに自粛。なんでそっちにしないんだと、マジ切れされるかも。
毎度のことながら、ずいぶんと悩んで試行錯誤。結局ポーズは大人しめに抑えて、容貌は有名なフィリピンの女優とかモデルではなく、ちょっとラテンっぽくて童顔な女性にしてみました。描いた本人としては、結構気に入ってるんですけど、いかがでしょうか?
過去の「私的フィリピン美女図鑑」は、こちら。
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