2021年11月30日火曜日

ハーフ息子の言語教育


出典:東京書籍

 多くの国際結婚/カップルの皆さんは、両親の母語が異なる場合、子供の言語教育には頭を悩ませるでしょう。日本人の親御さんなら、将来子供がどこに住むとしても、日本語はせめて基本だけでも身につけてほしいと思うかも知れません。

今年(2021年)に16歳になった日本・フィリピンハーフの息子。小学校1年生を日本とフィリピンで一回づつやっているので、こちらではグレード9、つまり日本の中学3年生。結果から言うと、日本語が第一言語として定着したようです。

小さい頃から言葉はずいぶん早くて、それもどういうわけか喋るよりも読む方が大好き。家電製品の取説や、商品のパッケージに書かれている原料表示など、放っておけばいつまでも飽きずに読んでいる。私が活字中毒的な読書好きなのを見て育ったせいでしょうか。

保育園の送り迎えでは、途中にある看板を漢字込みで読み上げながら歩く毎日。ママ友がずいぶん驚いていました。特に本を読むように指導した覚えはないんですけどね。この時に根付いた読書の習慣は移住後に磨きがかかり、今ではハリーポッターを原書と日本語訳で読み比べるほど。最近では上橋菜穂子さんの「精霊の守り人」シリーズを全部読んで、1冊だけある英語訳も読了。

そしてフィリピンの第二公用語でもある英語は、田舎の学校ながら、学年トップで何度も表彰されているレベル。発音はジャパニーズイングリッシュっぽいけれど、CNNのニュースやハリウッドの映画は何の問題もなく理解しているし、もう私の英語力は完全に追い越されて、息子の背中も見えないぐらい。

ただ、マニラやセブと違い、日本人密度がきわめて低いネグロス島。日本人学校なんてあるわけないので、日本語の会話相手は、私と家内のみ。家内の日本語は20年前の来日時、公文の日本語学校で学んだので、敬語もそこそこは出来ますが、やっぱりネイティブではありません。

このままでは、もし将来日本で働きたいとなった時、ちょっと難しいかなと思い始めた矢先、先日インタビュー記事を掲載いただいた、マニラで発行されている月刊誌「ナビマニラ」。自宅に送付されてた紙面に、たまたまあった「まにら新聞」のオンラインによる国語・作文教室の広告を息子が目敏く見つけて、受講したいと言い出しました。

科目は、日本の学校で使用されている教科書をベースに、国語と歴史。一回3時間を土曜日の朝の週一回。入学金が3,000ペソ(約7,000円)で、月に4回授業で6,000ペソ(約13,000円)。フィリピン・ネグロス島の物価からするとかなりの金額ながら、講師は日本に住む日本人の方々。毎月テストもあるし、むしろ良心的な価格と言えるでしょう。

またタイミング良く、数ヶ月前に待望の光ケーブルを敷設したばかりなので、ネット環境は以前に比べるとずいぶん良くなってます。相変わらずの停電はありますが、こちらは発電機で、5分程度のロスで再開。

このように日本語と英語は、親馬鹿バイアスを差し引いても、年齢からするとまぁ悪くない。ただ、フィリピンの第一公用語のフィリピノ語(タガログ)は、お世辞にも得意とは言えません。

フィリピン大学卒(日本の東大に相当)の家内はそれを気に病んで、テスト前には机の横で教育ママぶりを発揮。それでも他の科目が90点以上で、フィリピノだけが70〜80点という程度で、一度補習となったけど落第したわけでもない。私からすれば、一教科だけでも大得意があれば、他は少々悪くても問題なし。

とまぁ、延々と我が子自慢を書いてしまいましたが、今のところ息子の言語教育は、成功したと言えるでしょう。もちろん子供さんによって得手不得手もあるし、生まれ育った環境にも大きく左右されるので、誰でも同じではないにしても、「これ大事だったなぁ」と思う点は以下の通り。

まず第一言語(息子の場合は日本語)をきちんと教えて、その言語で考え、コミュニケーションできるようにすること。実はフィリピンに移住するタイミングも、小学校1年終了時の6歳。ちょっと早かったけど、それを考慮しました。

次に、第二言語(英語)が必須な状況に置くこと。これに関しては、英語で全教科を教える私立の小中高一貫校が近くにあったのが幸いでした。先生や友達とは英語でやりとりできるし、タガログやイロンゴ(地元の方言)が出来ないからと、いじめられることもなかった。どちらかと言うと日本人とのハーフなので、人気があるぐらい。

そして、家族唯一のネイティブ日本語話者の私が、早期退職でずっと家にいたことは大きいと思います。日本人の父と息子なので、ベッタリで喋るわけではないけど、共通の話題であるテレビ番組や映画、日本の書籍に関してなど、食事時には意識して会話をしました。

ということで、これからノン・ジャパニーズのパートナーと、子供を産み育てようという方々へ、少しでも参考になればと投稿しました。



2021年11月22日月曜日

イロンゴ語のビデオログ

YouTubeが世界的に市民権を得て、自撮りビデオを編集してネットに投稿するなんて、当たり前過ぎて今更言うのも恥ずかしながら、とうとうやってしまったVlog。ご存知ない方のために説明しますと、文章主体の記事がWeb Log、それを略してBlogと言われるものを、動画で投稿するのがVideo Blog つまりVlog。日本語表記するとヴログかブイログ、ビデオログになるそうです。

さてそのビデオログ。これからユーチューバーになって、ひと稼ぎを目論んでいるわけではなく、イロンゴ語レッスンの課題で先生アンから宿題。なので日本語や英語ではなく、全編イロンゴ語が前提条件。

アマチュアとしてのビデオ撮影や編集ならば、かれこれ20年ぐらい前からやってた私。何代にも渡って愛用してきたアップル・コンピューターの標準アプリとして、iMovieが実装されて以来。それほど凝ったエフェクトはできないけれど、子供の成長や家族旅行の記録を残すぐらいなら十分すぎる性能。

最近のは、効果音やBGM、背景画像なども充実してきて、これが高校生ぐらいの時にあれば、ひょっとすると映画監督を目指してたんじゃないかという素晴らしさ。実は8ミリ撮影に凝った時期があったんですよ。

お題は「セント・フランシス(今住んでいる宅地)の自転車ツアー」。このブログでも度々触れている、毎朝のサイクリングについては、イロンゴ・レッスンでもよく話題にしてるので、アンが提案してくれました。

さて、11月のネグロスは、かなり気まぐれなお天気。朝はピーカンでも昼過ぎには土砂降りなんてことは珍しくありません。起きた時には撮影日和と油断してたら、朝ご飯食べてる間に灰色の雲が広がったてたり。

何日か空振りが続いて、やっと安定した青空が広がったある日、素材撮影に出かけました。素材撮影なんて書くと大袈裟に感じますが、実は事前に絵コンテならぬ写真コンテを作って、かなり細かい部分まで流れを組み立てていたので、実際の撮影は1時間もかからず。

そもそも広いとは言え、それほど変化に富んだ風景があるわけでもない、私の住むセント・フランシス・ネイチャービレッジ。何軒かの大金持ちの邸宅に、プールとバスケットボールコートのある管理事務所、あとは延々と続くサトウキビ畑ぐらいのもの。

さらにイロンゴ語のシナリオも、アンに文法と語彙を事前チェックしてもらうために、完成していたので、それぞれのシーンでどの程度の尺が必要なのかも分かってます。何より、勝手知ったる自宅周辺。

とまぁ、ここまでは天気待ちを除けばすんなり済んで、厄介だったのがナレーション。YouTube慣れした人なら、スマホを固定して一人喋りを撮るんでしょうけど、動画で自分の姿を見るのがどうにも苦手なんですよ。大抵のフィリピン人が大好きなセルフィーの写真すら滅多にやらないぐらい。

仕方なく息子に頼んで、黙って自転車を漕ぐシーンだけは撮ってもらったものの、それ以外はアフレコのナレーションのみ。実は自分の声聴くのも嫌だったんですが、それやらなかったらイロンゴ語の課題になりません。

ということで完成したのが5分ちょっとのビデオログ。お陰さまで、アン先生の受けは上々。多分高校のクラスで英語版を生徒に作らせる授業でもやったようで、ちゃんと評価用紙まで用意。それによると、オリジナリティ、文法、動画クオリティが満点で、発音だけがちょっと減点で、97点を頂きました。「外国人だからしゃぁないしなぁ」とのことです。

やっぱり褒められるって、いくつになっても嬉しいもの。早速フェイスブックに動画を投稿したところ、イロンゴ・ネイティブの家内や親戚、友人たちが結構面白がってくれました。と言うことは、あの関西訛りの棒読みイロンゴでも、意味は分かるらしい。

これで味を占めたのは言うまでもなく、ビデオログ第二弾は年内目標に「日本式カレーの作り方」を制作する予定です。次は日本語字幕をつけましょうかね?



2021年11月15日月曜日

私的フィリピン美女図鑑 アン in キモノ

 ブログ自体はスローダウンしてますが、美女イラストの方は比較的順調で、3週間ちょっとでの更新です。今日のモデルは、我がイロンゴ語の家庭教師、アン嬢。

ずっと本名がアン・デヤン(Ann Dejan)だと思ってたら、最近フェイスブック上の名前を変えて、それがアナリン・アロヨ・デヤン(Analyn Arroyo Dejan)。急にどうしたのかと思ったら、新しい学位を取るのに、関係者とFBでやり取りしてて、本名じゃないといけないとなったらしい。つまりこちらの少々改まった感じの方が本当のフルネーム。

週に一回のイロンゴレッスンで「ミス・アナリン」と言ったらすんごく嫌がってたので、本人はそう呼ばれるのが、好きではないらしい。多分、家族や友達がずっとアンと呼ぶので、定着しちゃったんでしょうね。

さて、そのイロンゴの授業では、毎回その週の出来事をイロンゴ語で日誌風にまとめて読み上げ、それを添削する形式。無職の私にすれば、書くことというと、家族のこと、日々の食事のこと、そして美女イラストのことが何回も出てきます。

有名なモデルや女優だけでなく、親戚や友達も描いているし、それを1年半も見てるアンからは「私も描いてほしいなぁ」オーラがキラキラ。そもそもフィリピン人、特に若い人は、セルフィ大好きだし、ショッピングモールなどでは似顔絵描きが盛況になる国民性。

今年に入ってからは、家内を筆頭に、家内の友人や親戚を立て続けに着物や浴衣の和装で描いていて、モデルになった女性たちは「キモノ・クラブに入った♪」みたいなノリになってるらしい。

ということで、まぁ一応「イラストのモデルになる?」って振ったら、待ってましたとばかりに「じゃぁキモノでお願いします!」となった次第。

例によってフェイスブックのタイムラインから参考になる写真を探すわけですが、典型的若いフィリピン女性のアン。もういくらでも出てくる出てくる。ただ面白いのは、これもフィリピン女性っぽく、自分のビューティー・アングルを熟知していて、八割方が同じ角度。

アンの場合は、顔の左側をカメラに向けて首をちょっと右側に傾ける。ロングヘアが右目を三分の一ぐらい隠す。笑顔もテンプレート化で、唇の端の上げ方まで同じ。つまり、それぐらい被写体になることに慣れてるってこと。

今回は珍しく、どんな着物が好きかを本人に選んでもらったり、途中のプロセスを何回か見せながらの作業。今までは完成品をいきなり FBにアップしてサプライズばかりでした。

そして、満を辞して描き上げたのが土曜日の夜。アンは速攻で自分のプロフ写真にして、友達からは、あっという間に100を超える「いいね」。嬉しさ爆発のお礼メッセージも来るし、予想通りのリアクション過ぎて、深夜の書斎で一人ニヤけておりました。

似顔絵って、ひょっとするとフィリピンでは、最強のコミュニケーションツールなのかも知れませんね。


過去の「私的フィリピン美女図鑑」は、こちら。

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2021年11月9日火曜日

フィリピン式子育ての功罪

 珍しく中三日での投稿です。今日は、以前から気になって仕方なかった、フィリピン式の子育てについて。

これは日本と同様に、親や家庭によって振れ幅が大きいので、あんまり主語を大きくすると誤解の元。なので以下は飽くまでもフィリピンに10年近く住まわせてもらっている、一外国人として感じたことです。

私自身は、取り立てて厳しい躾で育てられたわけでもないけれど、フィリピン人の子供に対する接し方を見て思うのは「甘やかし過ぎ」。レストランなどで子供が全力疾走で大暴れしても、叱りつけてる親って見た記憶がありません。また周囲のお客さんも全然気にしてない様子。

昨年の出来事で、隣家の小学生ぐらいの兄弟が絶叫しながら自転車乗り。これがたまになら仕方がないで済ませるのが、連日、早朝から夕方まで、それも選りに選って我が家の、それも私がいる書斎のド真ん前。2週間ぐらい続いて遂にキレた私が、少々キツめに子供を怒鳴りつけたら、速攻で両親が出てきて大喧嘩になってしまいました。

別に手を出したわけでもないのに、警察を呼ぶとすごい剣幕。さすがにこれはダメだと、自宅に招き入れ、お互いに頭を冷やして話してみると、どうやら彼らの教育方針では「叱責」はタブー。体罰はおろか、声を荒げることすらしないらしい。子供たちはショックを受けて泣いてるし、トラウマが心配だと真顔で言われました。

見たところ、悪ガキ兄弟二人は両方かなりの肥満体型。おそらく甘い物でも何でも、欲しがるものはあまり躊躇せず与えてるんでしょうねぇ。

それまでは、どっちかというと貧困層の親が子供を甘やかせるものだと思ってましたけど、この家は両親とも大学の先生。決して教育がないわけではありません。

また、たまたま今日見たナビマニラ(NaviMani Channel)のYouTube動画が、野菜が苦手なフィリピン人カメラマンに、いろいろ食べてもらってインタビューという趣向。野菜嫌いになった理由というのが、やっぱり親が子供の言うがままに、好きなものばかり食べさせてたから。

昨今の日本では「自己肯定感の欠如」がトレンドみたいになってます。躾が厳し過ぎて、やることなすこと全部ダメ出しされ続けて育つと、何をやっても「どうせ私なんて...。」な感情が先立ち、褒められても素直に喜べなくなり、自分が何をしたいのか分からなくなる、という話。

その点、多くのフィリピン人は自己肯定感に関する限り、世界一なんじゃないでしょうか? もう肯定し過ぎて、自分大好きセルフィーマニア。若い女の子ならまだしも、エエ歳したオっちゃんまで自分の写真をSNSのタイムラインにずらりと並べるのは、あんまり良い趣味とは思えませんが。

それだけでなく、仕事でも「根拠なき自信」に溢れかえっているので、できもしない要望でも全部引き受けてパンク。できなくても「私は、俺は、悪くない」。

さらに憶測を深めると、男女とも異常なほど嫉妬心が強い人が多いのは、親からの愛情が過多だからなのかも? 一方的な愛情がシャワーのように降り注ぐのが当然と思って育てば、ギブ&テイク前提の男女の愛情って、根本的な部分で理解できにくくなるように思います。

ところで最近私が知ったのが「自己効力感」。自己肯定とは対照的に、言葉で説明できる理由を背景にした自信、みたいな意味。これを持つには、当然ながらいろんな体験を通じての成功が必須。自己肯定も大切だけど、フィリピンの、特に若い人々には、自己効力がもっと必要な気がしますねぇ。

結局のところ、フィリピンでプロダクトやサービスの質がイマイチで、ひいては、社会システム全体が脆弱なのも、行き過ぎた自己肯定が原因だという気がします。物事を改善する作業って、ある種、それまでの自分の仕事を否定しないとできませんから。

とまぁ、偉そうにフィリピンの子育てを批判っぽく語りましたが、もちろん日本式が優れているとも思えません。私も含めて大多数の日本人は、与えられた仕事はキチンとこなせる実務能力はあっても、創造や挑戦といった分野では弱い。直近の例で言うと、革新的なワクチンは作れないけど、全国民に整然と接種を行うのは世界一。

もっと言うと、主観的にはどっちが幸せなんだろうと考えたら、どうもフィリピン相手では日本の分が悪るそうです。


2021年11月5日金曜日

まだら模様のフィリピン・ワクチン事情

 もう週刊誌ペースも覚束なくなってきた当ブログ。「日記」という呼び名を返上したほうがよさそうになって来ました。

さて、久しぶりの更新は、ありがたいことに息子のワクチン接種の話題。

お陰さまをもちまして、本日11月5日、16歳の息子がファイザー製ワクチンの第一回接種を受けることができました。奇しくも今日は、ネグロス島では123年前にフィリピン全土に先駆けて、ネグロス単独で独立宣言を行った「シンコ・デ・ノビェンブレ」の祝日。

早朝に家内と一緒に、集団接種会場になっているシライ市立の体育館へ出かけた息子。オフィシャルなお達しがあったわけではなく、たまたま小学校の先生をやってる義妹のジーナからの情報で、ダメ元トライ。

当然、同年代の子供がいっぱいかと思いきや、本当は週明けの月曜日から未成年者の接種が本格化する前の、言うなれば前哨戦みたいなものだったらしい。しかも今日の対象は、第1と第2バランガイ住民。我が家は第5バランガイなので、イレギュラーもいいところ。

それでも、人脈が物を言うフィリピンの田舎。公立校教師のジーナと教育省勤務の家内の組み合わせが功を奏したのか、それとも他に人が少なかったからか「まあいいか」となって、家を出て2時間ほどの午前10時には、接種完了で帰宅できました。

ちなみにジーナの娘、つまり息子の従姉で同じ歳のジャスミンも行ってみたのですが、数日前に持病の喘息の発作があったのが引っかかって、今日の接種は見合わせになってしまいました。

それにしても、相変わらずの情報伝達がお粗末なフィリピンのお役所。フェイスブックの普及率が世界一の割には、テレビも固定のインターネットも無い世帯がまだまだ多く、中央政府や地方自治体からの連絡事項が徹底できない。その結果、担当窓口や末端の担当者ですら、人や場所によって言うことが変わったり、勝手にローカル・ルールが付け加えられたり。

これはワクチン接種に限ったことではなく、各種書類申請に際しての頭痛の種。フィリピン人パートナーとの婚姻や、ビザ申請、ビジネス始めようという日本人は、みな異口同音に不満を言うところ。

聞くところによると、規制が緩まったマニラなど大都市周辺でも、細かい点で混乱があるらしい。そもそも発表は実施前日の深夜とか、詳細が不明のまま実施など、やっつけ仕事が多いしなぁ。まぁ今回は、そのエエ加減さのおかげで、息子はワクチン接種できたので、文句も言えません。

そしてもう一つは、ワクチンの種類が多くて、それを選べないのがフィリピン。メイドさんも家族の準構成員とすると、我が家は4人。家内がジョンソン&ジョンソン、メイドのライラが中国製のシノバック(地元では「サイノバック」と発音)、先月1回目を済ませた私がアストラゼネカ。息子のファイザーを合わせると、これでモデルナがあれば、メジャーなところは制覇できるほど、各自バラバラ。

ということで私は来週、息子は月末の26日に2回目接種予定なので、今年のクリスマスは、家族全員が晴れて「フルチン」を称することができそうです。