2021年6月17日木曜日

私的フィリピン美女図鑑 妹ジーナは小学校の先生

2021年は、年初から2回連続で、フィリピン人の友達と家内をモデルに、和装イラストを投稿しましたが、どうやらシリーズとして定着しそうな第三弾。今度は、家内の弟の連れ合い、つまり私の義妹がモデルです。

彼女の名前はジーナ。シライ市内の小学校の教師をやってます。妹が学校の先生なんて言ったら、一部のオジさんからは羨ましがられそう。私がイラストに描くぐらいなので、そりゃぁ美人ですよ。

高校生の子供が二人もいて、もうすぐ五十路を迎えるようには見えないジーナ。数年前に、手術を伴うような大病をしてしまい、若い頃に比べるとかなりふっくらしたとは言え、むしろそれが愛嬌になって、生徒には慕われ、頼りにされるそうな佇まい。

本当は、先月がジーナの結婚記念日だったので、それに間に合えば良かったんですが、やっぱり着物は手間がかかりました。

そもそも最初の構想では、フィリピンの民族衣装のつもりでした。ところが、それだと、どうしても身体の線がかなり出ちゃうんですよ。多分本人は気にしてるだろうし、ことさらイラストにしなくてもなぁ。

かと言って、中途半端にスリムな体型に描いたりしたら、ジーナの神経を逆撫でする危険も。幾つになっても乙女心の取り扱いは、細心の注意が必要です。特に今回は、頼まれたイラストではなく、サプライズ・プレゼント。

その点、日本の着物は、顔と手以外の露出はほぼなく、どんな体型でも無理なくカバー。よほど極端な表現をしない限り、見る人は、太ってるかどうかなんて意識しないはず。

さらに苦慮したのが顔。基本、似顔絵イラストなので、似てなかったら意味がない。でも、真に迫るがあまり、シワやシミを再現したら、いくら似てても最悪。以前にも書いたように、リアルに知ってる人は、これが難しい。

若くし過ぎず、せいぜい実年齢より7〜8歳程度、若く見える...辺りが落とし所でしょうか。似顔絵描きのプロって、毎回すごく苦労してるんだろうと思います。ということで、前回の投稿から丸1ヶ月かかって、ようやく完成したのがこのイラスト。

おかげさまで、ジーナをタグ付けしてフェイスブックに投稿した直後からバズりました。今見たら、公開範囲がジーナの友人だけなのに、いいねの総数が240。すごいなぁ。これは私のイラストがどうこうじゃなくて、ジーナの人徳が成せる技でしょうね。さすが人気の先生。

コメントもイラストではなく、ジーナを褒める言葉、Beautiful! Gwapa!(フィリピノ語で美人の意味)の嵐。中には写真と思ってる人もいるみたい。もちろん本人も大喜び。

何はともあれ、たくさんの人がハッピーな気持ちになってくれたようで、イラストレーター冥利に尽きます。よかったよかった。


過去の「私的フィリピン美女図鑑」は、こちら。

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