2022年6月7日火曜日

私的フィリピン美女図鑑 再描画・青と赤の人魚姫

以前に人魚姫のイラストを描いたんですよ。当時としてはずいぶん頑張った4連作。それから3年と半年が経って、またもや「描き直したい」の虫が疼き始めて、実は今年(2022年)の初めごろから、再描画にかかっておりました。

ポイントは下半身。と言っても人魚なので、映倫に引っかかってボカシを入れるような類の話ではなく、お魚部分の鱗の描き込み。

以前の作画能力は、一枚づつ鱗を描くようなレベルには遠く及ばす、イルカのようなツルツルスキンで誤魔化しておりました。まぁこれはこれで、見る人をして「そういう人魚もいるかも」と意外と違和感がなかったかも知れません。

ただネットで検索して、いろんな人魚の絵画、イラストを見ましたが、そういう手抜きは皆無。描き込みの程度は別にしても、先人の絵描き、イタストレーター諸氏は、みなさん頑張って鱗を表現しておられます。

気になりだすと止まらない、厄介な性格の私なので、エラい手間になるのは分かりつつ、とうとう手を付けてしまいました。

このような手間のかかる描写は初めてではなく、背景にヤシの木とか満開の桜を描いた時に経験済み。ヤシや桜に限らず、葉っぱの生い茂った樹木って、省略が効きにくいんですよね。ある程度は、一枚一枚の葉を感じさせる表現をしないと、それっぽく見えない。

それでも背景ならば、まだ手の省きようもありますが、今回は主役の体の一部。写実的に描き込むスタイルなので、表情や頭髪と同等レベルにすることが必須。もう腹を据えて、真正面から取り組むしかありません。

当然ながら、まずは鱗の配置から。網の目のように下書き線を描いて、魚体が立体的に見えるように、一枚づつの位置を決めてゆきます。これが予想通りの難物で、試行錯誤の繰り返し。納得できる表現ができるまで、丸々一ヶ月を費やしてしまいました。

最初に描いた人魚シリーズ4作全部が1ヶ月で完成したのに比べると、我ながら呆れるほどの手間。途切れそうになる集中力を、何とか保ちながら、2作目までは描き上げたものの、3作目の出来がイマイチ。

本当なら4枚揃ってからブログに投稿のつもりでしたが、とても続かないと悟って、一枚づつフェイスブックやツイッター、インスタグラムにアップ。遂に中断すると決めて、前作の「オフィレニア5人姉妹」で気分転換を図ったわけです。

ということで、諦めたわけではないけれど、まずは最初の2作をご覧ください。


一人目のテーマカラーはブルーで、オーソドックスな美女。二人目は燃えるような赤を背景に、情熱的なラテン系。ちなみに三人目と四人目は、童顔でかわいいフィリピーナと、豊満なナイスボディ・ガールを予定しておりますので、乞うご期待。


過去の「私的フィリピン美女図鑑」は、こちら。

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