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2017年7月13日木曜日

私的フィリピン美女図鑑 王女カンシライ

かなり唐突な感じがするかも知れませんが、私はイラストを描くのが趣味。元々、美術系の大学を出て、デザイナーとして28年間仕事をしてきました。プロのイラストレーターではないのですが、デザイン業務で覚えたパソコンのソフトを使い、ずっと趣味として続けてきた次第。

多分コンピュターではなく手描きだったら、完全にギブアップしてしまったことでしょう。画材は高いし、面倒で手の汚れる作業は、50歳を過ぎた今ではとても無理。第一根気が続きません。

昔はかなり大掛かりなシステムでないと、稼動できなかったような描画アプリも、今では普通に市販されているパソコンで、自由自在に操作可能。しかも、年々複雑なことができるようになり、30年前に比べれば、表現能力は驚くべきレベルに到達しています。

そういう訳でフィリピン移住後も、早期退職生活の暇に飽かせて、何枚もイラストを描いてきました。製作環境は、日本でもフィリピンでもまったく同じ。画像素材はネットでいくらでも探せるし、本当に便利な世の中になったものです。

とは言え、せっかくフィリピンに住んでいるので、できるだけフィリピンや熱帯地方に所縁のあるモチーフを選んでいます。


最初の頃に描いた、近所にある古い建物
今でも現役の商業建築でコンビニが入居してます。



熱帯魚





アオウミガメ



オウムとビーチ

ここ最近は、やっぱり人物、特にフィリピン女性をモデルにしたイラストを好んで描いてます。そこで選んだのが、ネグロス島の伝説に登場する王女カンシライ。以前にもこのブログで投稿しましたね。王女の名前は、私たちの住むシライ市の名前の由来になったとも言われています。

スペイン侵略のはるか昔、すでに交易で栄えていたネグロスに、カンシライという王女がいました。勇敢にもこの王女さま、島民を率いて自ら短剣を振い海賊と戦ったそうです。やっとのことで勝利を得て海賊を追い払ったものの、傷を受けて命を落としたカンシライ。手厚く葬られた彼女の墓から、一本の樹木が育ちました。それがカンシライの木。今でも、シライ市の木とされています。

これは伝説で、王女カンシライが実在したかどうかは、定かではありません。ですが私は、この物語にたいへん感銘を受けて、彼女をイメージしてイラストを描いてみました。背景の家屋は、100年前に建てられて、現在シライ市によって維持運営されている博物館。その他のモチーフは、ネグロス島で見られる鳥や植物で構成しました。


別に当時の装束などを再現したわけではないし、カンシライがどんな顔をしていたかなんて、誰も知らないので、私の想像で好きなように描いただけ。でも、イメージを膨らませて一枚のイラストにするという作業は、やっぱり楽しい。

そんな訳で、フィリピーナをモデルにしたイラストを、今後も描いて、「私的フィリピン美女図鑑」と称して、時々このブログに投稿することにしました。下手な素人の趣味に付き合わせて申し訳ありません。


2014年8月25日月曜日

王女カンシライの伝説

今日8月25日は、フィリピン国民の祝日「ナショナル・ヒーローズ・ディ」(英雄の日)で、学校もオフィスもお休み。全然忘れていた私は、いつもは息子を学校に送りに行く7時過ぎに目が覚めて、朝寝坊だっ!と慌てましたが、パジャマのままテレビの前にいる息子を見て、休みだと気付きました。

フィリピンの英雄に入るのかどうか…。今日は私の住むシライ市の名前の由来となったという、王女カンシライについて。

最初にシライ市と聞いた時、頭に浮かんだのは漢字で「白井」。正しくは「Silay」なので「Shirai」とは発音が違うのですが、私の日本人耳には同じように聴こえて、太平洋戦争時の日本による占領時代に名前付けたのかな?と思ってしまいましたが、そんなわけないですね。

こっちに引越してからウィッキペディアで調べたところ、昔まだスペインの侵略以前に、ネグロス島にはカンシライという名前の王女がいたそうです。この王女さま、ずいぶん勇ましい人だったらしく、島民を率いて自らも短剣を帯びて海賊と戦ったとのこと。画像検索してみたら、隣島パナイでのお祭りの写真が何枚かヒットしました。



家内に話したら、当然王女カンシライの事は知ってました。でもそれは、ただの伝説で本当はカンシライという樹木の名前から来たと、一笑に付してしまいました。自分の故郷のなのに、夢もロマンもないことやなぁ…。

お姫様の名前が地名になったというと、遥か昔に付き合っていたガールフレンドが住んでいた、大阪府の池田市を思い出します。こちらは、中国・三国時代の話で、呉の国の王女、呉服媛(くれはとりのひめ)が日本に縫製技術を伝えるためにやって来て、今の池田市に迎えられたので、呉服町(くれはちょう)になったと言われています。

実際にどうだったのかは歴史の霧の中ですが、こういう話には想像力を掻き立てられますね。フィリピンの国名は、征服者スペインの国王「フェリペ2世」から付けたなんていう話より、よっぽどいい。


2017年7月19日水曜日

私的フィリピン美女図鑑 マイティ・フィリピーナ

前回の王女カンシライに続いて、2本目の美女イラストです。この企画(?)、有難いことに、何人かの方から好評を頂いております。調子に乗って、今回はちょいセクシー路線。

今日のタイトルは、「マイティ・フィリピーナ」。フィリピンでは、アメリカンコミックのヒーロー映画が大好きな人多いらしく、街を歩いていてもスーパーマンやスパイダーマンのTシャツ着ているのを、とてもよく見かけます。

特に最近では、ワンダーウーマンが人気のようで、ネットや雑誌で、ワンダーウーマンのコスプレしたモデルの写真がちらほら。やっぱりこの国では、元々女性の地位が高く強いからでしょうか。強くてしかも魅力的というのが、とってもウケる。フェミニズムと、セクシーさを強調することが、何の矛盾も確執もなしに両立している印象。


そんな訳で、フィリピン版ワンダーウーマンをイメージしてイラストを描いてみました。ビジュアル的には、ワンダーウーマンより、キャプテン・アメリカの女性版と言うべきか。フィリピン国旗をモチーフにしたコスチュームに身を包んだ、強ぉ〜いフィリピーナ。描いてみたら、ヒーローではなくて、女子プロレスの選手みたい。

赤と青の配色と星の構成要素が似ていので、星条旗のイメージになるんですよ。アメリカナイズされたカルチャーが、ずいぶん浸透しているフィリピン。グラフィックデザインのセンスが、何となくアジア離れしているのは、こういうことも原因かなとも思ったり。

背景にしたのは、黄昏時のマニラ首都圏・マカティ市に林立する高層ビルと、ボクシングジム。フィリピンって、男女を問わずジム通いする人が多い。ボクシング大国のフィリピンだけあって、筋トレだけではなく、ボクシングやテコンドーのジムも併設。女性でもキックボクシングしたりする人が、意外に多かったりします。

ヒーロー映画の本場アメリカだと、悪と戦い正義と平和を守るのは、やっぱり筋骨隆々のマッチョガイ。女性を主人公にした物語もないわけではないけれど、ワンダーウーマン以外で思い浮かぶのは、バイオニックジェミーぐらい(古ぅ)。他は仇役だったり、男性ヒーローのサポートだったり。探せばあるといっても、まだまだメジャーとは言い難い。最近のバイオハザードとかイーオン・フラックスは、明らかに日本の影響で、攻殻機動隊に登場する「少佐」こと素子(もとこ)がオリジナルでしょう。

でも、フィリピンを舞台としたヒーロー映画を作るんだったら、私は女性が主役の方が似合う気がします。フィリピン男性には気の毒ながら、この国の男が、力づくで問題を解決しようとすると、だいたいロクなことにならない。

イラストの巧拙はともかく、いくらフィリピン女性と結婚しでも、日本にいた時には、フィリピンを絵にするのに、こういうモチーフは選ばなかったかも知れません。実際に住んでみて初めて実感できることも、たくさんあるものですね。


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2017年


2017年11月9日木曜日

私的フィリピン美女図鑑 谷間ガールズ

11月8日は「いいおっぱいの日」だったんだそうですね。ただの語呂合わせだけじゃなくて、ツィッターに女性アイドルが胸の写真を多数投稿するというので、ネット上ではここ数年、私が知らない間に結構盛り上がっていたらしい。

胸の写真と言っても、服や水着、下着は着用していて、例えばフェイスブックに投稿しても削除されたりしないもの。調べてみると、タレントやモデルをプロモートする、ヴィズミック(Vithmic)という芸能プロダクションが制定したとのこと。

なんでこんな書き出しから始まったかというと、今日のフィリピン美女図鑑は、とびっきりセクシーな女性タレントを描こうと思っていたから。そうなると当然の如く、出るべきところは出て、引っ込むべきところは引っ込んでいる体形の女性が対象。それこそ「いいおっぱい」のイラストになる。残念ながら、これに気づいたのが今日(11月9日)。最初から分かってたら、頑張って昨日のうちに投稿してたのに...。

さてセクシーな女性タレントと言っても、実はそれほどフィリピンの芸能人をよく知っているわけではありません。だいたいテレビをほとんど見ないし。そこで少々雑なやり方ながら、「Filipina」「Sexy」で検索かけたら、2016年の一番セクシーなフィリピン・セレブというトップ10形式のユーチューブ動画が見つかりました。

ワクワクしながら見てみると、ミスコンの勝者だったり、私でも知ってる女優さんだったり。最近このブログでも取り上げた、メイン・メンドーサに、ジュリア・バレット、ピア・ウォツバックなどなど。それでもこんな動画が作られるぐらいなのだから、登場する方はそれなりにフィリピン人も認めるセクシーな女性なんでしょう。そこで、まだ描いたことのない四人を選んでイラストを描くことに。選択基準は単に私の好みです。

で、なぜ四人か?それは、言葉で説明するより出来上がったイラストをご覧いただいた方が早いですね。


カードのスペード・ハート・クラブ・ダイヤの形で、胸の谷間強調の水着を着せたかったというだけの、実にオっさん視点な理由。ハート型のは、昔「銀河鉄道999」でメーテルが着用していたのが印象に残り、それなら他の3つのモチーフも使ったらどうかと、だいぶ前からアイデアを温めていました。実に40年越し。

こういうイラストなので、本当はタイトルを「トランプ・ガールズ」にしたかった。でも、あまりにも時事ネタで、別の検索に引っかかってしまいそうなので、それは自粛。

こうやって四人のゴージャスな美女を並べると、007映画のポスターっぽいかも。そういえば、最近の「カジノロワイヤル」のオープニング映像では、カードのモチーフがとても印象的に使われていました。


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王女カンシライ
マイティ・フィリピーナ
クリスティン
サウンド・オブ・パラダイス
フィリピーナ in キモノ
マニラ・ガール
スーパーの警備員
タクロバンの薔薇
ジュリア・バレット
オフィレニア5人姉妹
ホワイトレディ
メイン・メンドーサ
スーパーの警備員 再び


2018年3月28日水曜日

私的フィリピン美女図鑑 ハイブリッド女神・メーテル

宇宙戦艦ヤマトのスターシャ森雪と続いた美女図鑑。この流れでは銀河鉄道999のメーテルを描かないわけにはいきません。そこで画像検索してみました「Meatel Cosplay」。出てくる出てくる、すごい完成度のリアル・メーテル。

ミンクのコートにブーツ。目に眩しいほどのブロンド。本物のスラブ美女が扮したコスプレ・メーテルは、反則技級の美しさ。コスプレというより、金髪美女が黒い毛皮のコートを着たら、そのまんまですがな。

一説によると松本零士さんは、幕末に日本へやってきたドイツの軍人にして医師、フォン・シーボルトの孫娘、楠本高子の若き日の姿からインスピレーションを得て、あの美女を描いたと言われています。真偽のほどは定かではありませんが、ネットで流布されている写真を見ると、なるほどと思いますね。

うる星やつらのラムちゃんを描いた時に、ビキニに緑の髪、ツノさえ揃えば、シルエットだけでラムちゃんと認識されてしまう指摘しました。それだったら、アジア系でもヨーロッパ系でも、黒いミンクのコートにブロンドの長い髪なら、誰でもメーテル役を演じられるはずだと勝手な解釈。今回は、インスタグラムで大人気のリリー・メイマック嬢(Lily Maymac)を抜擢(?)しました。

リリーは、生まれも国籍もオーストラリアの23歳。詳細は公開されていませんが、どうやらご両親共フィリピン人らしい。まぁフィリピンに住んでいる人たちも、マレー・インド・中国・スペインなどによるハイブリッド。メーテルのモデルになったとされる、楠本高子も、ドイツ系のクォーターなので、ルーツに多様性があるのは、ある意味、メーテルに扮していただくのに、ふさわしいと言えます。


メーテルと言えば、超スリムな柳腰。生身の体を持っているとは思えない女神さま。でも美女図鑑では、生きている女性らしく肉感的に描くのがモットーなので、コートというよりタイトなドレスっぽくしてみました。いつもの通り「これじゃない」の大合唱が聴こえてきそう。



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2019年4月17日水曜日

私的フィリピン美女図鑑 白いノースリーブ

このところ10日から2週間ぐらいで、コンスタントに更新しているフィリピン美女図鑑。今回は、アニメ・キャラクターのコスプレとか、映画・ドラマの主人公などのバックストーリーはやめて、シンプルにフィリピンの有名な女優さんを描いてみました。

以前にも、宇宙戦艦ヤマトの、スターシャ森雪になっていただいたライザ・ソベラノ嬢(Liza Soberano)の再登場です。

フィリピンに住んでいる方なら、テレビCMやポスター、映画にドラマなどで、一度は見たことがあるはず、というほどの今が旬の人気女優。フィリピン人の父と、アメリカ人の母を両親に持つ、アメリカ・カリフォルニア生まれの21歳。13歳の頃からフィリピンでテレビに出ていたそうなので、この若さにしてもうベテラン女優。

素材の魅力は申し分ないし、コスチュームに関する制約も取っ払ったので、このイラストについては、私個人が感じる「萌え要素」をてんこ盛りに。

まずは白いノースリーブ。
きわどいビキニとか、セミヌードに近い女性ばかり、立て続けに描いていたせいか、ほんの少し手や胸元が露出した姿が、妙にセクシーに感じてしまいます。特に白い服は、ボディラインがはっきり出るので、さらに効果が高い。もう視点が完全にオっさんそのもの。

そして長い黒髪は、フィリピン女性の定番で、それに加えてポニーテールにしたところがポイント。これだと「うなじ」や「後れ毛」を自然なポーズで表現できます。

最初は髪飾りやピアスなど、凝ったアクセサリーを付けようかと思ってましたが、描いてみると、それも不必要に思えてきました。


ということで、今日はイラストそのものだけでなく、解説文もあっさりシンプル。たまには、こういうのも悪くないですね。


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2021年3月16日火曜日

私的フィリピン美女図鑑 ライザ・ソベラノ

ここ最近、フィリピン美女図鑑のイラスト描きがノっております。なんと前回更新のジュリア・バレット嬢から、たった2週間しか経たないのに、もう次が完成。今日のモデルは、これまた、フィリピンでは誰知らぬ人のいないであろう、モデルにして女優のライザ・ソベラノ嬢です。

実は、私がライザを描くのは、これが5回目。それぐらいの美女なんですよね。試しに、「フィリピーナ」「美人」(Filipina beauty)で画像検索かけたら、まず間違いなく彼女の写真が、かなり上位に何枚もヒットします。

フィリピンの女優さんや、ミスコン入賞者って、欧米系のメスティーソ(混血)の方が多いんですが、彼女は典型的にそのパターン。お父さんがフィリピン人でお母さんがアメリカ人。12歳までアメリカ在住で、マニラに引っ越してきた時は、タガログ語が喋れなかったんだそうです。

それでも、これほどの美貌をフィリピン芸能界が放って置くはずもなく、わずか13歳でスカウトされ、ドラマ・デビュー。2021年現在でまだ弱冠23歳なのに、すでに女優歴が10年というベテラン。堂に入った美女ぶりです。なので、「写実絵画」路線で、ライザを描かないわけがありません。

さて今回、いつになく微に入り細に穿って、彼女の顔を2週間に渡って見つめ続けたわけですが、やっぱりその整い方は只事ではありません。マレーや中国、インドなどのアジア系統と、スペインの血が混ざったフィリピン人に美女が多いのは、歴代の国際ミス・コンテストの優勝者を見れば一目瞭然ながら、ここまで絶妙なハイブリッド美女は、ちょっと他にいないんじゃないかと思うぐらい。

ちなみにライザは、2017年の「世界で一番美しい顔100人」のナンバー・ワンに選ばれたりもしてます。

ということで、前置きはこれぐらいにして、イラストの完成品です。


ところで、こんなに有名なライザですが、私はずっと「リサ」だと勘違いしておりました。ごめんなさい、ライザさん。


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2018年6月10日日曜日

私的フィリピン美女図鑑 スーパーガール

このところ、立て続けに美女図鑑の更新をしてます。雨季に入って涼しくなったので、昼間でも作業がはかどるからでしょうか。

ところでフィリピン人って、キャラクター物が好きですね。特にアメリカ製の映画やドラマ。日本のアニメ、ドラえもんに、ピカチュウやナルトも人気とは言っても、所詮は単発。ディズニーのプリンセスや、アベンジャーズのヒーローなど、上質のキャラクターを量産し続けるハリウッド資本の威力には敵いません。

子供が学校に持ってくる鞄なんて、ざっと見たところ半分ぐらいがアニメのキャラ付き。最近だとプリンセス・ソフィアとか、アイアンマン辺りが多いようです。男の子の誕生日では、子供に全身着ぐるみでスパイダーマンの格好をさせたり。本人は喜んでいるにしても、フィリピンでそれやったら暑過ぎないか?

女の子なんてもっと派手で、別に誕生日とか関係なくても、王女さまっぽいドレスに、魔法の杖みたいなのを持ってる5歳ぐらいの子供が、お父さんに手を引かれて、ショッピングモールを歩いる。あれは、一種の「私達はお金持ちよ」というデモンストレーションなんでしょうか。

子供だけではありません。二十歳やそこらの若い人だけでなく、どう見ても私と同世代か、ジィちゃん・バァちゃんまで、キャラクター物の帽子やTシャツで決めてたりする。中でも根強い人気を誇るのがスーパーマン。バットマンやスパイダーマンのも見かけますが、やっぱり「S」のロゴはよく目立って視認性抜群。

というわけで、タイトルはスーパーガールなんですけど、ただ単にSマークのTシャツ着用のセクシーなお姉ちゃんを描きたかっただけ。今回は、敢えて有名な女優とかモデルさんでもなく、このシライの街角でも、普通に歩いてそうなフィリピーナをモデルにしてみました。


フィリピン在住だったり、頻繁に渡航される方なら分かると思います。いるでしょ、こういう女の子。もちろんボトムはビキニのパンティじゃなくて、ちゃんとジーパンぐらいは履いているでしょうけど。


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2019年7月14日日曜日

私的フィリピン美女図鑑 聖母マリアの青い服

最後に更新したのが4月17日だったので、何と3ヶ月ぶりの新作となった「フィリピン美女図鑑」。ずいぶんご無沙汰してしまいました。

考えてみれば、4月からゲストハウスを建て始めたし、5月後半は日本への一時帰国。時間がないわけではなかったけれど、何となく気忙しく、ゆっくりイラストを描く気分になりにくかったんですよ。

セクシーなフィリピン美女を、長らくお待ちいただいた諸兄には申し訳ないことに、今回は肌の露出は最低限に抑えております。何故ならば、モチーフが聖母マリアさま。いくら不良カトリック信徒の私でも、かなり襟を正して取り組まないといけません。

実は以前にも、マリアさまの絵を2回も描いたことがあります。ただ、今見直すと、技術的にずいぶん稚拙で「習作」のレベル。まだまだイラストアプリを使いこなせてませんでした。なので、いずれ再々挑戦しようと、何年もタイミングを計ってきました。

折しも、日本にいた頃から愛用しているマックブック・プロ(アップル製のラップトップパソコン)が使用7年目を迎え、そろそろハードもソフトも限界に。さらに「これがなくては、何にも描けない」というほどイラスト描きで依存しているアプリ、アドビー・イラストレーターが、サポート終了して数年も経つ型落ちバージョン。

一時帰国を機に、パソコンもアプリも大枚叩いて総換えしてから、最初の美女図鑑なので、ここはちょっと気合いを入れて、満を辞してのマリアさまご降臨をお願いしようと相成りました。

と、ずいぶんと煽りましたが、作品自体は至ってシンプル。フィリピン美女ということなので、マリアさまのお顔はラテン系の濃い目にアレンジしたぐらいで、衣装も背景もオーソドックスに。

マリアさまの衣装と言えば、カトリック系の宗教画では「青」と相場が決まっております。もちろん聖書に色彩の記述があるわけではなく、中世ヨーロッパの画家が高貴な色と考えたのが、金よりも貴重とされたラピスラズリ由来の青、ウルトラマリンブルー。

いつの頃からか、聖母マリアの着衣には、この青を使うのが一種の決まりのようになったらしい。なので、「マドンナブルー」という色名までできたそうです。もう一つ、マリアさまを象徴するのが白百合。マドンナブルーと白の組み合わせは、言わば、聖母像を描く時の定石の色使い。

そして聖人の頭上には光輪ですね。これは日本でもお馴染み。ポーズは手を合わせて、一番安定する三角形の構図にすれば、もう誰が見てもマリアさま。

ところが実際に描いてみると、エキゾチックな表情に髪を隠すベールをまとうと、何となくイスラム女性にも見えるから不思議。また、構図とポーズのせいか、菩薩像にも通じる雰囲気があります。

やっぱり宗教的なもの、聖なるものを表現しようとすると、どこかしら似たようなイメージになってくるのかも知れませんね。


描画で苦労したのは、何と言ってもマドンナブルーの衣装。布の量が半端なく多いし、いつもの体にピッタリではなく、ゆったりと波打つベール。こんなに面倒なことになるとは、予想外でした。


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2017年11月29日水曜日

私的フィリピン美女図鑑 スタートレック・ビューティーズ

今回のフィリピン美女図鑑のお題は、スタートレック。もう完全に私の趣味の世界に浸りきってますね。スタートレックに興味がない方には、たいへん申し訳ございません。

何度もこのブログで取り上げたスタートレック。一応かんたんに復習です。これは1966年に放送が始まった、アメリカのSFテレビシリーズ。22世紀の未来が舞台の物語で、宇宙船エンタープライズによる5年間の調査飛行での、未知の天体や異星人との出会いを描いたもの。

最初のシリーズは、3シーズンで打ち切りになったものの、その後再放送で大人気となり、1979年には映画化。テレビでも、新しい宇宙船やステーションを舞台に、次世代の物語が続々と生み出されました。昨年(2016年)には、映画の第13作「スタートレック・ビヨンド」が公開。さらには今年、テレビでの第6シリーズ「スタートレック・ディスカバリー」の放送が始まり、50年間に渡って世界中で根強い人気を誇るSF作品となっています。

ところで、なぜスタートレックにフィリピン美女?と疑問に思う方も多いでしょう。実は、フィリピン系の登場人物がいるんですよ。それも1980年代以降の数あるシリーズの中ではなく、1966年の第1シリーズ。日本語吹き替え版では、ミスター・カトウとして知られる、エンタープライズの操舵士ヒカル・スールー。設定ではフィリピン系の日本人。

スールーは、フィリピンの西にある「スールー海」が由来で、ヒカルは、源氏物語の光源氏からの発想なんだそうです。ということは、父親がフィリピン系で、母親が日系だったんでしょうか。演じたのが日系俳優のジョージ・タケイさんで、全然フィリピンっぽい感じがないのは、ちょっと残念でした。

でも、男性ですよね。なぜに美女図鑑か。
何と、映画の第7作「スタートレック・ジェネレーションズ」で、ヒカル・スールーの娘が、エンタープライズの後継艦クルーとして登場。というわけで今日のテーマはその娘、ディモーラ・スールー少尉。

さて、ここからがいつもの「妄想」です。設定からすると、少なくとも1/4はフィリピンの血が入っているのだから、もしディモーラ・スールーが登場するような、新作映画やテレビシリーズが制作されたら、今度は是非、フィリピンの女優さんを起用してほしい。もしそうなったら、こんな感じじゃないか、というのがこのイラスト。


モデルになってもらったのは、アン・カーティスさんという、フィリピンでは有名な女優。制服着用のフィリピン美人は萌えます。そして作品に敬意を表する意味で、第1シリーズで通信士のウフーラ大尉を演じた、ニシェル・ニコルスさん(右)。さらには、スタートッレクを代表する異星人のバルカン人にして、第5シリーズ「スタートレック・エンタープライズ」の副長トゥポル役の、ジョリーン・ブレイロックさん(左)を描きました。

少々というか、かなり無理矢理な気もしますが、このイラストは、いつにも増して楽しみながらの作業。たまにはこんなのもいいですね。




2021年9月20日月曜日

私的フィリピン美女図鑑 5人姉妹のアップデート

前回「ララァ・スン」のイラストから、2ヶ月も経ってしまいました。その間、営々と描いてたんですよ、美女イラスト。なぜこんなに時間がかかったというと、単純に5人分の作業量だったから。実は4年前に投稿した、家内の従妹にして美人揃いの5人姉妹のイラスト。それを再描画していた次第。

4年前の2017年というと、現在の手法でイラストを描き始めて間のない頃。今見るとテクニックはまだまだ拙いし、手抜きが目立って仕方がない。去年ぐらいから、描き直したい気持ちでした。

着手のきっかけは、年初からスタートさせた、家内を始めとして、義妹、家内の友達、叔母と続いた身内の和装似顔絵。最初は5人姉妹も浴衣姿で...と思いましたが、最初のイラストに心残りがいっぱいだったので、ほぼ全面的にリドローすることに。

似顔絵本体以外の構成やデコレーションは、デジタル画の強みで、再利用の腹積り。1ヶ月も見ておけば大丈夫かな?と踏んだのが甘かった。長女のダヤンをずいぶん手間をかけて描いたので、次女のドリセル以降、同じレベルに揃えないと、後で絶対にひがまれるに違いない。

最後まで描き溜めて一気に大公開では、途中で集中力が萎えそうだったので、一人づつ小出しにインスタグラムやツイッターにアップというスタイル。特にインスタは、5人ともアカウントがあるので「いいね」やお礼のコメント貰ったりして、ずいぶんと励みになりました。やっぱり褒められるって、いくつになっても嬉しいものです。

さて、三女ダリア、四女ハルメニアは、4年前にもう高校〜大学生。前回のタッチから微調整ぐらいで済んだものの、末っ子ダリルは小学生から高校生。いくらなんでもそのままでは怒られそうで、ダリルのみ完全新作となりました。この子はほんとにきれいになってて、美少女感が半端ない。

というわけで、カラーコンセプトは、相変わらずの赤・青・緑・黄・桃のゴレンジャーで、イメージは若草物語。オっさんが描くには少々の気恥ずかしさはあっても、モデルさんがみな喜んでくれてるようなので、最後まで描き切ることができました。

そして最後に、5人が一枚に収まった完成版を、フェイスブックにアップしたのが昨夜遅く。さっそく今朝、三女ダリアから、プリントアウトして額装するので、jpgの元データを送ってと可愛い催促。やっぱり大変でも、描いてよかったですね。



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2017年11月19日日曜日

私的フィリピン美女図鑑 コスプレ・フィリピーナ

日本発のサブカルチャー、コスプレ。Costume Play から造語された和製英語だったのが、今では英語の本家イギリスの辞書にも記載されているとか。それぐらい世界中に広まったコスプレ文化。元々はコミックやアニメのキャラクターに扮する行為を指す言葉。でも最近は、現実の職業で使われるユニフォームなどを着るのも、コスプレ。もう何でもありの様相を呈しています。

日本のアニメが大人気のフィリピンでは、もはや完全に市民権を得たようで、あちこちでコスプレ関連の催し物があるらしい。中でも年に1回、マニラで開催されるコスプレ・マニア(Cosplay Mania)は東南アジア屈指の規模。2日間で3万人を超える入場者を数えるほど。

フィリピンで、最初に日本アニメの名を知らしめたのは、1979年の「超電磁マシーン・ボルテスⅤ(ファイブ)」。ロボットアニメの中では、マジンガーZなどに比べると地味な印象ですが、なぜかフィリピンでは大ヒット。家内も子供の頃、熱心に見たそうで、テーマソングを今でも歌えます。

あまりの人気に、子供が勉強しなくなるとか、劇中に出てくる武器が、旧日本軍の軍刀をイメージしてるとか、大々的なネガティブキャンペーンにまで発展し、時の大統領マルコスの指示で、とうとう放送禁止に。ところが20年後の1999年、再放送が始まると今度はリバイバルブーム。視聴率40%超えを記録し、テーマソングを歌った堀江美津子さんは、国賓待遇でフィリピンに迎えられました。

コスプレに関して言うと、女性にまでその裾野を広げたのは、「美少女戦士セーラームーン」の功績が大きいでしょう。メディアミックスのスタイルで、原作コミックとアニメが同時スタートしたのが、1992年。もう四半世紀も前なんですね。

ゴレンジャーを始めとする戦隊ヒーロー物の中で、女の子キャラがメインなのは、初めての試み。コスチュームがまた独特の世界を作りました。セーラー服で悪と戦うという発想は、それ以前だと、薬師丸ひろ子さん主演の「セーラー服と機関銃」が思い浮かぶくらい。

SFファンタジーのヒロインがセーラー服姿。これは最初見た時には、かなり驚きました。コスプレでは定番となったメイド服にも、セーラームーンの影響がはっきりと見て取れます。

すっかりオタク的に深入りして、前置きが長くなりましが、今日のイラストは、フィリピンの女の子がコスプレで扮するヒロイン、クロエ・ホセガワ。なんで名前まであるのかと言うと、実はこのアイデアを思いついたのが、マニラ在住日本人ご夫婦の、小学1年生の娘さんが描いた絵を見せてもらったのが発端。いかにも小学生らしく可愛い作品は、彼女が考案した「プリパラ」の新しいキャラ。ホセガワのホセは、フィリピンによくある名前 Jose(ホセ)からの着想。

ということで、もう初老に差し掛かろうかというオッさんが、ありったけのイマジネーションと、ネット上で搔き集めた資料を元に描いたのがこれ。顔つきはフィリピーナっぽく、かなりラテン系にアレンジ。すると妙に生々しくて、日本のメイド喫茶に雇われた外国人女性、みたいになってしまいました。(その後、差し替えました。)


そんな印象を和らげようと、背景は、セーラームーンへのオマージュの意味で月をあしらい、少女アニメではよくある、虹と星のアイテムをちりばめてみました。オっちゃん頑張ったけど、原作者の娘さんには「これじゃな〜い」と言われそうですね。

【追記】
やっぱり「これじゃな〜い、顔がこわ〜い」と言われてしまったので、顔だけ思いっきり年齢を下げて、美女ならぬ美少女に差し替えました。これでどやっ!


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2017年


2018年5月25日金曜日

私的フィリピン美女図鑑 ボンド・ガール

1ヶ月半も間が空いて、やっと一昨日投稿した美女図鑑。今度は立て続けです。今日のお題は、ボンド・ガール。言うまでもなく、ジェームスボンド映画の登場する女性たちの総称。

50年以上も世界中で大人気の、007こと英国秘密情報部MI6のスパイにして、不死身のプレイボーイを主人公にしたこの映画。実は第1作の「ドクター・ノー」が公開されたのが、私の生まれた1962年(昭和37年)。

ボンド役も、初代のショーン・コネリー以来、ダニエル・クレイグで6人目。コネリーの強烈な個性は別格として、私はクレイグの007が一番気に入ってます。彼の出演した「カジノ・ロワイヤル」「慰めの報酬」「スカイフォール」「スペクター」の4作は、DVDを購入したほど。ちなみに、クレイグは私より若い初めてのボンド俳優。もうそんな時代になっちゃったんですね。(しみじみ)

そして、毎回必ず登場するボンドガールたち。ヒマな人もいるもので、その外見や性格、国籍などをこと細かに調べあげた記事が、ウィッキペディアに掲載されています。それによると、白人75%、アジア系8%、黒人7%、その他がアラブ系、ネイティブ・アメリカンなんだそうな。

年齢やヘアスタイル、話す英語のアクセントなども項目もありますが、要するにボンドの好みのタイプ、なんてものはなくて、全方位がストライクゾーン。1967年公開で日本を舞台にした「007は二度死ぬ」では、浜美枝さんと若林映子さんが出演。この頃の浜美枝さんって、本当に可愛くてチャーミング。気になる若い読者諸氏は、こちらから検索してみてください。

それほどバラエティに富んだ、ボンドガールのはずが、なぜかフィリピン女優はリストにありません。他の国の女性に比べて、魅力に関してはまったく遜色はないと思うのに。

ということで、007シリーズにフィリピーナが出演したら、ポスターはこうなる!と、依頼も受けずに描いてみました。問題は、ボンドガールを誰にするか。ずいぶん悩んだ挙句に、女優、モデルにしてダンサーのキム・ドミンゴ(Kim Domingo)を選びました。

プロポーションは完璧で、フィリピンで売れている男性向け週刊誌FHMのカバーガールも務めたキム嬢。今回特筆すべき(?)は、美女図鑑初の後ろ姿。背中とヒップのラインが実にセクシーで、どうしても描いてみたかったんですよ。背中だけでは、何のことやら分からないので、裏表を1枚にまとめてみました。



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2018年3月9日金曜日

私的フィリピン美女図鑑 ラム・ザ・ビューティフル・ドリーマー

フィリピン美女図鑑、今日のテーマはラムちゃんです。
言うまでもなく、少年サンデー誌上で1978年から10年近く連載が続いた、高橋留美子さんの代表作「うる星やつら」のヒロイン。宇宙からの侵略者、鬼族の娘のこと。

またアニメも大ヒット。こちらは押井守さん(後に「攻殻機動隊」の映像化で、世界的な評価を受ける)を一躍有名に。私としては、劇場版の第2作「ビューティフル・ドリーマー」に甚く感銘を受けました。うる星やつらに、ここまでのプロットを放り込むか、というほど考え抜かれたストーリー。原作の高橋留美子さんにすれば、コミックとは別物、ということなんだそうです。

考えてみると、コミックでもアニメでも、童顔の美少女と超ナイスボディの組み合わせって、ラムちゃんが初めてだったのではないでしょうか? しかも宇宙人なのに語尾が方言っぽく、感情の起伏が激しくてヤキモチ焼き。何だか、一般的にフィリピーナの特徴と言われていること、そのまんま。

今回、フィリピーナ版のラムちゃんを描こうと、まず悩んだのが顔。童顔で愛嬌があって笑顔が可愛い...で、思い浮かんだのが、以前取り上げたことがある、ヤヤ・ダブことメイン・メンドーサ。印象としてはその通りなんですが、よく見ると顔の造作は、意外と大人の美女。

そこで、「Filipina Cute Smile」で画像検索かけて行き着いたのが、女優で歌手のシャイナ・マグダヤオ嬢(Shaina Magdayao)。1989年生まれなので、今年29歳。ラムちゃんにしては、少々大人過ぎる気もしますが、私が見た画像では、少女と言ってもいい初々しさ。(もう完全に個人の好みですね。すみません。)

ポーズも悩みました。敢えて断言しますが、やっぱりラムちゃんには、飛んでもらわないといけません。「Tiger Bikibi」で探せば、それっぽい水着はあっても、ビーチに横たわってニッコリみたいな、お決まりのポーズばかり。まぁ普通は飛びませんよね、ビキニの美女は。

ということで、何とか自分なりに納得のいく落とし所を見つけて、イラストにしたのがこれです。例によって、私個人のイメージなので、どうか温かい目で見てやってください。


下書きの段階で気づいたのが「ラムちゃん」の持つ強力な記号性。ビキニ・髪型・ツノ。これだけ揃えば、一発でそれをと分かってしまいます。今更ながら高橋留美子さんの才能には驚かされました。





2018年6月27日水曜日

聖なるフィリピン人の名前


今日はフィリピン人の名前について。
フィリピンの姓には、その民族の歴史そのままに、マレー系、スペイン系、中国系、などがあります。ちゃんとした統計などを見たわけではないけれど、やっぱり圧倒的に多く感じるのがスペイン系。

家内の母方の実家は、シライ市内では名家と言われるオフィレーニャ。アルファベットだと「Hofileña」。n がエニョになっているので、見るからにスペイン語。その他にも親戚や友達の姓を並べてみると、セミラーノ、カブリエート、プダデーラ、モランテ、ロハス...。スペインっぽいのは姓だけで、みんなアジア顔ですけどね。

その次に多いのが、スペイン人が来る前からあるマレー系。家内の父方はパヒランガ「Pahilannga」。親戚にはバトー「Bato」。バトーは「岩」を意味するフィリピノ語。私たちが住んでいる街の名前シライ「Silay」も、地元の花の名前カンシライに由来する土着の言葉。

そして名前、ファーストネームになると、多くはクリスチャン名。聖書の登場人物や、聖人の名前を頂いたもの。

クリスティン(キリスト)、マリア(聖母)、ジョセフ(聖ヨセフ・マリア様の夫)。
イエス・キリストの12人の弟子からは、ピーター(ペトロ)、ジョン(ヨハネ)、アンドレ(アンデレ)、フィリップ(フィリポ)、マヒュー(マタイ)、サイモン(シモン)、ジェイコブ(ヤコブ)など。

その他の、ポール(パウロ)、カトリーナ(カタリナ)、アグネス、ベネディクト、クララ、などは聖人・聖女の名前。

ジョイとかデイジーなんて英語名の人もいますが、大抵はそれだけではなく、カトリック信徒らしい名前と合わせ技。例えばドロシー・フランチェスカみたいな感じ。フランチャスカは、フランシスコの女性形。

私がブログで使っているフランシスコも、聖フランシスコ・ザビエルに因みます。これは今から20年前に、ここネグロス島でスペイン人神父から洗礼を受けた時につけてもらいました。なのでフィリピンでの通り名はフランシス。

当然ながら、元ネタになる名前の数は限られているし、漢字を組み合わせる日本と違って、今までにないユニークな名前を作り出そう、という発想はあまりない。なので、どうしても同名の人がたくさんいることに。

ただ、本名は聖人・聖女からいただいた有難ぁ〜いものでも、日頃それを使うかというと、必ずしもそうでもない。私の知る限り、ほとんどの人はニックネームで呼ばれている。

私もフランシスコなんて、ちゃんと言ってくれなくて「キコ」。(フランシスコ〜シスコ〜シコ〜キコ....ばんざ〜い)本名の短縮形ならまだしも、何の関係もなく、ボンボンだったりノノイだったり。家内の友達で、アーネスティーナがなぜか「レ」になっちゃった人がいます。

家内なんて、歴代のメイドさんの名前を、全部一音節にして呼んでましたね。カトリーナは「カット」で、アミーは「アン」、ネルジーが「ジー」、ジャジャは当然「ジャー」。

せっかくいい名前があるんだから、もう少しちゃんと呼んであげなさいと思いますが、当人はそれで気分を悪くすることもなく、家内のことを「タ〜」(年上女性の敬称ティタの略)と呼び返したりしてました。


2021年6月17日木曜日

私的フィリピン美女図鑑 妹ジーナは小学校の先生

2021年は、年初から2回連続で、フィリピン人の友達と家内をモデルに、和装イラストを投稿しましたが、どうやらシリーズとして定着しそうな第三弾。今度は、家内の弟の連れ合い、つまり私の義妹がモデルです。

彼女の名前はジーナ。シライ市内の小学校の教師をやってます。妹が学校の先生なんて言ったら、一部のオジさんからは羨ましがられそう。私がイラストに描くぐらいなので、そりゃぁ美人ですよ。

高校生の子供が二人もいて、もうすぐ五十路を迎えるようには見えないジーナ。数年前に、手術を伴うような大病をしてしまい、若い頃に比べるとかなりふっくらしたとは言え、むしろそれが愛嬌になって、生徒には慕われ、頼りにされるそうな佇まい。

本当は、先月がジーナの結婚記念日だったので、それに間に合えば良かったんですが、やっぱり着物は手間がかかりました。

そもそも最初の構想では、フィリピンの民族衣装のつもりでした。ところが、それだと、どうしても身体の線がかなり出ちゃうんですよ。多分本人は気にしてるだろうし、ことさらイラストにしなくてもなぁ。

かと言って、中途半端にスリムな体型に描いたりしたら、ジーナの神経を逆撫でする危険も。幾つになっても乙女心の取り扱いは、細心の注意が必要です。特に今回は、頼まれたイラストではなく、サプライズ・プレゼント。

その点、日本の着物は、顔と手以外の露出はほぼなく、どんな体型でも無理なくカバー。よほど極端な表現をしない限り、見る人は、太ってるかどうかなんて意識しないはず。

さらに苦慮したのが顔。基本、似顔絵イラストなので、似てなかったら意味がない。でも、真に迫るがあまり、シワやシミを再現したら、いくら似てても最悪。以前にも書いたように、リアルに知ってる人は、これが難しい。

若くし過ぎず、せいぜい実年齢より7〜8歳程度、若く見える...辺りが落とし所でしょうか。似顔絵描きのプロって、毎回すごく苦労してるんだろうと思います。ということで、前回の投稿から丸1ヶ月かかって、ようやく完成したのがこのイラスト。

おかげさまで、ジーナをタグ付けしてフェイスブックに投稿した直後からバズりました。今見たら、公開範囲がジーナの友人だけなのに、いいねの総数が240。すごいなぁ。これは私のイラストがどうこうじゃなくて、ジーナの人徳が成せる技でしょうね。さすが人気の先生。

コメントもイラストではなく、ジーナを褒める言葉、Beautiful! Gwapa!(フィリピノ語で美人の意味)の嵐。中には写真と思ってる人もいるみたい。もちろん本人も大喜び。

何はともあれ、たくさんの人がハッピーな気持ちになってくれたようで、イラストレーター冥利に尽きます。よかったよかった。


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2017年8月2日水曜日

私的フィリピン美女図鑑 サウンド・オブ・パラダイス

今週の美女図鑑です。
このイラストは、最初に南国風景のイメージが先にありました。それもフィリピンに初渡航する前の1990年代に、一度イラストとして完成させたもの。つまり本物は一度も見たことなしに、写真や想像だけで描きました。文字通りの絵空事。タイトルは何となく頭に浮かんだ「The Sound of Paradise」という言葉。特別な意味はありません。

それでも割と気に入っていて、時々描き足したり。何年経っても、追加や修正が簡単にできるのが、デジタルの良さですね。(と同時に弱点でもありますが)

何度目かの修正を加えたものをSNSにアップしたところ、友人が目敏く見つけて、Tシャツにできないかとのご要望。この方は日本在住で、仕事も子育ても忙しい中、わざわざ私たち家族に会いに、観光地でもないシライまで海外渡航。そのお礼として、7色に分版してシルク印刷したオリジナルTシャツを、謹んで贈呈しました。

それから2年。
その構図を利用して、女性を組み合わせたら面白いかも、と思い立って描いてみたのがこれ。骨格になる構成はそのままにして、個々の要素を、フィリピンに移住してから身の回りで見たこのとある動植物に置き換えて、ディテールを描き込みました。

最初の作品に比べると、女性も含めて表現はずいぶんリアルに。ここまでやっちゃうと、良し悪しはともかく、まったく別の作品ですね。パソコンの性能もずいぶん上がったし、描画アプリも何回ものバージョンアップ。素人の趣味ながら経験値も20年分追加されたので、そうもなるでしょう。


それにしても、高校生のころは松本零士さんの影響で、宇宙戦艦ヤマトのスターシャや、銀河鉄道999のメーテルみたいな女性ばかり描いてたのに、この頃はフィリピンに住んでいるせいか、肉感的で肌は浅黒く、瞳パッチリが好みに。細身・色白・切れ長の目とは真逆もいいところ。

ということで、この一枚も「フィリピン美女図鑑」に加えることにしました。


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2018年5月23日水曜日

私的フィリピン美女図鑑 セーラー服フィリピーナ

約40日ぶりに美女図鑑の更新です。このシリーズが楽しみだと仰る優良読者の方々、たいへんお待たせしました。

4月の最初から子供が夏休みに入った関係で、宿泊旅行が2回。連日の暑さで、昼間は作業効率がベタ下がり。そしてトドメは、前回投稿したメイドのネルジー突然の退職で、雑用に費やす時間が大幅増。私にとってのイラスト作業は、そこそこ、まとまった時間に集中して、勢いで描かないとダメ。あんまり間が空いてしまうと、その素材への意欲が失せてしまうことも。

実は、途中まで全然別のテーマで、半分ぐらいは仕上げていました。それが、暑さが本格化した4月の終わり頃に、どうしても手が進まない。描きかけの女の子には、たいへん気の毒ながら、一旦そちらはペンディングにして、以前から資料は集めていたセーラー服フィリピーナへ、浮気をしてしまったという次第。

「セーラー服」と言うと、憧れであったり、ちょっと危険な香りがしたり。見る人の立場や経験で、これほど印象が変わるモチーフも珍しいかも知れません。調べてみると、元々イギリス水兵の制服だったのが、なぜか日本では女子中高生の制服として定着。それもずいぶん昔のことで、1921年(大正10年)に福岡女学院で採用されたのが最初だそうです。(1920年に京都の平安女学院という説もあり)

水兵服をそのまま持ってきました、という単純な話でなく、福岡女学院の校長から依頼を受けた洋品店の主人、太田豊吉という人物が、上着だけで3年もかけて、現在の女学生用セーラー服の原型を作り上げました。そしてボトムに、プリーツ・スカートを組み合わせるアイデアに、さらに1年。たいへんだったんですね。

このセーラー服、中国、台湾、タイやベトナムなどのアジア諸国でも、女子生徒の制服として採用されている例がある他、サウジアラビアでは日本由来のものが使われていて、名称もそのまま「セーラーフク」。厳格な回教国であるため、学校の外での着用は禁止で、人によっては不道徳だとする人も。

ただフィリピンでは、あまり見た事がないですね。定番なのが白いシャツと胸元のリボンというスタイル。スカートはプリーツながら無地の紺ではなく、チェック柄のをよく見かけます。

ということで、日本式セーラー服を着たフィリピーナを、描いてみようと思い立ったものの、悩んだのがモデルさん。ミスコンに出場するような、スタイル抜群でセクシー過ぎる女性だと、もう完全にコスプレ。コスプレならまだマシで、Hビデオのパッケージ写真みたいになりかねない。

そこで困った時のジュリア頼みとばかりに、美女図鑑では3回目の登場となる、フィリピンの人気女優、ジュリア・バレット嬢(Julia Barretto)。ベビーフェイスだし、実年齢も21歳。もし日本の学校に通う高校生役でセーラー服を着ても、まだまだ無理がない感じ。というか、逆に似合い過ぎて違和感ゼロ。本当にこういう女の子が道を歩いてそう。


日本の風景を合わせると、ただの「可愛い女子高生」。敢えて南国っぽい背景に。と言っても、ビーチやリゾートでは芸がないので、大通りでジプニーかトライシクルを待ってる感じにまとめてみました。セーラー服姿って、意外とヤシの木と青い空にも似合うもんですね。

常夏フィリピンなので、当然夏服。それにしても、制服スカートの丈は、膝下までが当然と思って育った関西出身の私。膝上15センチのミニスカートには、ちょっと興奮してしまいました。


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2025年4月24日木曜日

私的フィリピン美女図鑑 美貌のシングルマザー

 約半年ぶりに、美女図鑑の新作です。

今回のモデルは、私のイロンゴ語(西ネグロスの方言)の家庭教師、エイプリル嬢。名前の通り4月生まれの彼女の誕生日プレゼントで、似顔絵イラストを描いたわけです。ちなみに前作のモデル(やはり誕生日祝い)が、エイプリルの叔母で、同じく私の家庭教師バンビ。元々バンビは、フィリピン教育省・シライ事務所で働く家内の同僚で、現役の高校教師。勤務のない週末を利用して、週に2時間、私にイロンゴ語を教えに来てくれてます。

ただ、とても多忙なバンビ先生。時々時間外勤務もある上に、隣街タリサイ市にあるプロテスタント教会の熱心な信徒。ギターやピアノが弾けて、催事があるとスタッフとして招集されるので、頻繁に私の授業が飛びます。そのためのバックアップとして、エイプリルにお声がかかったという次第。

今年(2025年)に入ってからは、ただでさえ忙しいバンビは、教会の子どもたちにギターを教え始めたとのことで、週末が塞がってしまいました。なので私のイロンゴ語レッスンが、平日の業務終了後になり、授業のあとに私が作った晩ご飯を、家族と一緒に食べたりしてましたが、さすがに毎週これだと大変。結果的にここ1カ月ぐらいは、毎週エイプリル先生のお世話になってます。

さて、エイプリルは、今年の誕生日で29歳のシングルマザー。結婚して男の子一人を授かったものの、旦那さんのメンタル・ヘルスに問題が生じて、同居が難しくなり別居。フィリピンでは法的に離婚が認められていないので、別居(セパレート)と呼んでますが、これは事実上の離婚。その後、中近東に出稼ぎに行くというプランもありましたが、諸般の事情で断念。年齢のわりには、いろいろ苦労してるんですよね。

ここまでなら、フィリピーナあるあるなお話。ところがエイプリルの場合、フィリピンでは比較的めずらしい読書家のインテリ。私の授業でも、事前の入念な下調べを欠かしません。その上、毎日ランニングをして健康維持をする努力家で、さらになかなかの別嬪さん。父娘ほど歳の離れたオッさん生徒としては、なんとか幸せになってほしいと、祈らずにはいられません。

そして以前にも投稿しましたが、叔母のバンビは男運が悪くて、つい最近、二度目のパートナーとの生活が破綻。亡くなったお父さんの借金や、なぜかその前の彼氏のバイクのローンまで背負って、経済的もずいぶん苦しいようです。ついでに書くと、バンビの姉でエイプリルの母親であるグレイスは、我が家のメイドさん。グレイスも、早くに夫に先立たれ、海外出稼ぎでエイプリルを含む二人の子供を大学卒業まで育て上げた苦労人。

つまり、このゴレツ一家の3人の女性へ日頃の感謝の意味で、昨年10月のバンビの誕生日から、今回のエイプリル、次の予定がグレイスと、3連作の2作目というわけです。

イラスト似顔絵は、相変わらずの着物か浴衣を着てにっこりのパターン。これって、フィリピンでは、100%の確率でモデルさんが大喜びなんですよ。そもそもセルフィー大好きなフィリピン女性。さらにアニメの影響で、日本的なものには興味津々。まぁ一種のコスプレみたいな受け止めなのかも知れません。京都を訪れる外国人観光客に、着物や浴衣のレンタルサービスが大人気なのと同じ感覚なんでしょう。

ということで、たまたま誕生日前日に授業があったので、イラストをプリントアウトして額装したものを、エイプリルに手渡し。予想通りの大ウケでした。


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